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2024年03月05日01:37

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『スタートレック:ストレンジ・ニュー・ワールド2-7』配信

『スタートレック:ストレンジ・ニュー・ワールド2-7 大昔のサイエンテスト』
<ストーリー>
 24世紀の宇宙船セリトス。ロウアーデッキ士官のボイムラーはマリナーの指揮の下、惑星上のポータルの調査に赴く。かつて23世紀にエンタープライズが発見したともオリオンの科学船が発見したとも伝えられるポータルだが、その前で記念写真を撮ったところ、いきなりポータルが開いてボイムラーは中に吸い込まれてしまう。そこでなんとパイク船長とスポックに遭遇してしまう・・・
<コメント>
 もったいないからゆっくりとじっくりと観ていてまだ第一シーズンしか見ていない『スタートレック/ストレンジ・ニューワールド』だが、ついにこの話が配信されたときって我慢できずに見てしまった。
 アニメの『スタートレック/ロウアーデッキ』とのクロスオーバーで、ロウアーデッキの主人公のボイムラーがパイク船長時代のエンタープライズにやってくるというある意味メチャクチャな話。だって、ボイムラーってアニメのキャラなんだよ!
 冒頭からしばらくはロウアーデッキのアニメとして展開して、ボイムラーがタイムトラベルしてパイク船長の前に投げ出されたら実写になる。吹き替えの声がそのままなので、もう爆笑の展開。ボイムラーがとにかくパイク船長を賛美してパイク船長が悪い気がしなくて照れたり、副長に緊張して不審がられたり、この時期のスポックに驚いてしまったりとやりたい放題。
 小ネタも充実していて、ボイムラーのバッジを調べた副長が「このバッジ通信機能もついてますね。でも、通信機は別の方が便利なのに」「そうそう、開くのがカッコイイよな」などと言ったり。
 さっさと未来に送り返そうとしたら今度はマリナーがやってきてさらに騒ぎが大きくなるというコメディーそのものの話。うん、こういう話があってこその23世紀だよなあ。
 驚いたのはボイムラーのテンパり具合とかマリナーのマシンガン悪口がアニメではちょっとうざい感じだったのに、実写になると「ああ、いるよなあ、こういうやつ」となってしまったこと。つくづくアニメと実写の演出論に関して課題のようなものが見えてしまった。
 ラストエピローグに至るまで、細心に構成されたアニメと実写のまさにクロスオーバーの傑作。


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