mixiユーザー(id:6231411)

2024年02月12日01:30

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ランイベントは世知辛い

姫路城マラソンでトラブル

返金もやむなしの対応だと思うが、このマラソンには問題点が多く含まれている。
行政が主体となって開催している良質のランイベントであり、
多くのランイベントが参加費高騰している中で、
定員割れで料金据え置きという対応には努力の賜物と賛辞を贈りたい。
一方でオペレーションの難易度は年々上がっており、
フルマラソンの一部をファンランと共用するのは相応の配慮が必要で、
およそ当日に説明を受けるだけのボランティアスタッフに
この機微を理解して折り返しコーンの設置を求めるのは無理がある。
僕も多くイベントに関わってきたが、手作り感が残るイベントには
この手のリスクが一番怖いのである。
ボランティアスタッフの多くは
「去年はこうだったよね」というのを頼りにしている人が多く、
小刻みにレギュレーションが変わる事に対して器用に対応できない人が
一定数居るのである。コロナ禍で中断期間を挟むと、実はこの
ボランティアスタッフの訓練もゼロベースから行わねばならず、
また良質のイベントであればあるほど
「また来年も来ような」というマインドに支えられていた割合は高いので
久しぶりに再募集すると大きく戦力低下しているのである。

そこで、手続きが追加で必要な時に
プロの集団を雇うのが他のランイベントの料金高騰の正体だったのである。
別のランイベントの実行委員会に参加した時のエピソードで
中には「ボランティアスタッフ全員にPCR検査を受けさせる」などという
ちょっとおかしな発想の人も居たりして、
「そんなことしたら、スタッフ一人×数千円のコストがかかる」
「参加費はこれまでの倍で募集しないと赤字運営が確定する」
というと逆切れしたりされたことがある。
「少なくとも、そのレベルの対応が必要なら開催は見送った方が良い」
と僕は吐き捨てるように言ったのである。
「是非、全国からこの町にお越しください」という気持ちが無いと
ボランティアスタッフなんて集まりませんよ、とも言った。

多くは市民の皆さんが携わっているものと推測するが、
彼らを責めるつもりもないし、
運営だって精一杯やってこれなら仕方ない。
だが、やはり事前シミュレーションだけでももう少し精緻に行うべきであろう。
規模が小さくないランイベントなどは予行演習が難しいだろうが、
ここで滅入らないで、来年こそは繰り返さないように
イベントを維持してもらいたいと切に願うばかりである。

<以下、本記>
 姫路城マラソンを主催する兵庫県姫路市は、ファンラン5キロの部で折り返し地点のコーン設置が遅れたため、先頭が通過してそのまま進んでしまう運営ミスがあったと発表した。レースは無効となり、完走者716人のタイムは参考記録に。市は5キロにエントリーした約800人に、参加費3千円を返金する。

 市によると、ファンランのコースはフルマラソンと共通で、フルの最後尾が通過した後に折り返し地点のコーンを立てる計画だったという。だがフルの最後尾とファンランの先頭の間隔が短く、競技役員もコーンの設置場所を見失っていた。記録上、約20人が本来の地点から行き過ぎていたとみられる。

 同マラソン実行委員会は「出走に向けて一生懸命練習してきた皆さまに、心からおわびします」とコメントした。

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