覆い被さって来る

今週は、通常こなせているタスクが、
何だかボデーブローの様に一々響き、
異様な疲労感があった。

昨日から３連休で、
そのあいだに進めねばならぬプライベートのミッションが幾つかあり、
進めておく予定であったが、
昨日は微睡みながら起き上がれぬ時間長く、
更に夜も久し振りに7時間眠れる程だった。

そして今日、また怠い。
しかも眉間の右に、できものが生じた時の様な鈍痛がある。
15時に漸くからだを浴室へ動かしシャワー浴びせて、
その後、遅い昼食をとりにおもてへ出る。

速く歩けない。
どんどん抜かれて行く。

食後、カフェの席につき、
バウムクーヘンと紙カップにプラキャップのブレンドLを卓上に置く。
ソファに沈み込み、友人からスマホに来ている雑談メールへの返信を済ませ、
鞄から、心とからだについて書かれた本を取り出す。
いつ買ったか思い出せないが、まえがきが面白そうだったので、
鞄に詰め込んだ。
ミッションの事は一旦手放し、とにかく自分の時間を過ごそうという目論見だった。
リハビリテーション。

しかし・・・
読み進められない。
意識はぼんやりし、首と肩に何かが覆い被さって来る・・・
パタンッ！
嗚呼しまった・・・前のめりになり、飲みかけのブレンドLを倒してしまった。
着っぱなしのアウターと本は幸い無事であったが、
ジーンズの股間にコーヒーの香ばしさ・・・洗濯したばっかじゃん。
バッカじゃん、自分。
一体どんだけ疲れてんだ。

あとは卓上に少し飛び散ったのを拭き、
カフェを撤退。

明日から寒いらしいが、
生ぬるい風が当たる17時台。

帰宅後、お香を吸いながら、
CHILL OUT ZEROを飲む。

眉間の鈍痛は、気付けば緩和されていた。
シャワーと外気が、少し効いてくれた様だ。

コンビニで買い込んだ夕食も、何だか面倒臭い。
今夜は何も手につかないかも知れない。
早寝して、明日に賭けるか。

月曜からはまた暫く、
プライベートミッションへの時間とエネルギーは、
激減なのだから。