ーダーが絶対に言ってはいけない「職場が一瞬で凍りつく」NGワード

佐久間宣行
キャリア・スキル
佐久間宣行のずるい仕事術
2023.10.28 4:50
「読者が選ぶビジネス書グランプリ2023」で総合グランプリとビジネス実務部門賞のダブル受賞という快挙を成し遂げた『佐久間宣行のずるい仕事術』。人気プロデューサー・佐久間宣行さんが20年以上かけて磨いてきた「誰とも戦わずに、好きなことで、効率的に成果を出す方法」を伝授する本書には、「これはヤバい、めちゃくちゃ面白い」「自分史上ナンバーワンのビジネス書になった」と読者からの反響が多数寄せられており、仕事で悩む同僚や部下にそっとこの本を渡す人が増えているという。
そこで今回は、本書の内容の一部をイラストつきで紹介する。（イラストひらのんさ）

組織・チーム内で問題が発生したとき、「何が原因か」を考える以前に、「自分はやっていない」とアピールして保身に走る人が多い。

しかし、トラブルの原因を特定の個人に押しつけるのは、リーダーが絶対にやってはいけない「NG行為」だ。これでは、ミスが再発するのは確実だ。

「このミス、誰がやったんだ！」と詰問するのは論外だ。絶対にミスをしない人間なんていないから、部下たちは一発で萎縮してしまう。ミスを100％しない人間なんていない。

リーダーの仕事は犯人探しではなく、トラブルが起きた「仕組み上の欠陥」を突き止め、それを解決すること。
リーダーが仕組みに目を向けると、メンバーたちも「保身」ではなく、「組織の改善」のために意見を言い合えるようになる。解決策を考える頭に切り替わる。


リーダーが定期的に点検すべき3つのチェックリストを紹介するので、参考にしてほしい。チームのバグを地道に潰していって、「いい仕組み」を構築していこう。
（本稿は、『佐久間宣行のずるい仕事術』の内容をマンガ化したものです）

1.一人に大きな負担がかかっていなかったか
2.大事な判断を一人に任せすぎていなかったか
3.ダブルチェック機能が働いていたか