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2023年09月16日07:09

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『ラクしてうまくいく生き方』きずな出版

【努力より「ポジショニング」が大事】5463

ひろゆき(西村博之)

「ユーチューブで稼いでいる人がいっぱいいそうだ」。

そう思って、ユーチューバーとして年収1億円を目指そうとしても、いまからだとなかなか難しいのは、だれでもわかりますよね。

でも、これが、自分の身近なことだと、なかなかわからなくなります。

たとえば、ラーメン激戦区の地域で、ラーメン店を開いたとします。

最初はお試し・味見ということで、お客さんも入るでしょうが、周りがおいしいラーメン屋さんだったら、味で勝負して生き残るのは、至難の業です。


つまり、勝負をかける前に、「そもそもその場所で勝負をかけていいか」を考えるべきなんです。

ラーメン屋さんの例でいえば、たとえば、飲み屋がたくさん並んでいるところにポツンとラーメン店を出店する。

そうしたほうが、「シメにラーメンでも食べていくか」と、お客さんが入ってくれて成功するかもしれません。


世の中には敵がいないので成功したという例がけっこうあります。

僕がつくった2ちゃんねるも、創設当時は似たようなライバルのサービスがたくさんありました。

でも、周りがどんどんやめてくれたおかげで、続けていた僕が、結果として成功してしまったんです。


また、新しいネットメディア・ツールが出ていたときに、「たまたま早くからそれを使っていたので、注目を浴びた」という人もけっこう多いですよね。

つまり、努力とか工夫とかではなく、ポジショニングが成功の大きな要因になっているんです。

こういうことって、何気に多いんですよ。



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小さい頃、「大人になったら何になりたい」と聞くと、多くの子供たちが「スポーツ選手」とか「タレント」や「歌手」、「ユーチューバー」になりたいという。

子どもの頃は、見ている世界が狭いので、そういう選択になってしまう。

ただのばくぜんとした「夢」だから、それはまだ害はない。


しかし、実際にその分野で成功したいと考えるなら、どの分野を選ぶのかという「ポジショニング」が大事になる。

それは、マーケティングでいうなら、「レッドオーシャン(競争が激化している市場)」ではなく、「ブルーオーシャン(競争相手がいない市場)」を選ぶこと。

また、投資でいうなら、「人の行く裏に道あり花の山」という、群集心理にかられないことであり、人が投資しない「友なき方へ行く」ことの実践だ。


「みんな持っているから」という、子どもが何かを買ってもらいたいときに言う、常套句(じょうとうく)にだまされないこととも似ている。

「みんな」とは逆の方向に行くことは、孤独との戦いだ。

欧米では、「リッチマンになりたければ『孤独』に耐えろ」と、教えるという。





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