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2023年09月16日07:07

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『非エリートの勝負学』サンクチュアリ出版

【常識的な人間にしか、常識は壊せない】5462

テレビディレクター、マッコイ斎藤


お笑いの世界では、非常識なことをやって笑いを取ります。

でも不思議なもので、プライベートが非常識な人間は、非常識なことをやっても面白くなりません。

お葬式のコントもそうですが、「常識的にはこう振る舞う」というフリがあってこそ、その後の非常識な振る舞いが笑いを生むわけです。


現実も同じで、「常識人」だからこそ常識を壊して、本当に面白いものを生み出すことができるみたいです。

常識というのはなんでしょう。

それは一つひとつの行動を丁寧にするということです。


人に会ったら挨拶をする。

ゴミが落ちていたら拾う。

お年寄りに優しくする。

小さい子供を助けてあげる。

遅刻をしない。

初対面の人に対しては目下の人でも、お店の人でも敬語で話す。


そういったごく当たり前のこと。

でも偉大な人ほど、そういう当たり前のことを徹底しています。


ビートたけしさんは、初対面のときから丁重な敬語で話しかけてくれました。

ホリケンは、仲間の挑戦を応援してくれるし、絶対に人の悪口を言いません。

いくら毒を吐いていても、無茶苦茶なことをしても、「あの人はふだんすごくちゃんとし ている人」だと周囲はわかっています。

地道に常識を積み重ねているからこそ、とんでもない無茶苦茶をしたとき、「とんでもなく面白い」ものになるんです。

常識的な人間にしか、常識は壊せない。


《ルールを破っても礼儀は守る》



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「利口ぶるよりバカになれ」という言葉がある。

自分に才能があるとカン違いして、利口ぶっている人ほど鼻持ちならない人間はいない。

自分の成功談や自慢話ばかりするからだ。

しかし、本当に才能があって魅力的な人間は、むしろ失敗談を面白おかしく話す。

バカになれる人だ。


真の実力があるからこそ、その失敗談を笑える。

本当のバカだったら、だれもその話を笑えない。


狂気を持っている人間が魅力的なのは、普段は常識人だからだ。

ときとして、事を荒立てるような行動、ルールを度外視し、常軌を逸したような発想。

狂気がなければ、硬直した既存の制度はぶち壊すことはできない。

だが、狂気しかない本当の狂人は、ただの狂人だ。



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