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2023年07月22日14:18

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『機嫌のデザイン』ダイヤモンド社

【愛用すれども、愛着せず】5405

秋田道夫

■〈特定の人や組織、ブランドに執着せず、適度な距離感を保っている。秋田さんにはそんな雰囲気があります。〉


そうですね。

場所もそうです。

東京のいろんな場所に行っても、大阪に行っても、名古屋に行っても、新潟に行っても、どこに行っても楽しめます。

逆にいえば特定の場所に特別な意味があるわけではなく、その時々で出会う人との関係性でその都度に成立する楽しさだと思います。

よくいうんですよ。

「愛用すれども、愛着せず」と。



■〈「愛着」は一見、よいことのように思えますが。〉


たしかに愛でることはよいことかもしれません。

しかしそこには「愛着=執着」という図式があって相手に見返りを求めたり、依存へとつながったりしますよね。

「これでないとダメ」と執着するのは、あまり健(すこ)やかではありません。

人やものもずっとあるわけでもないし時には壊れもします。

そんな「覚悟」を前提で付き合わなくちゃと思っていますので。



■〈なるほど。なにごとも永続するものではないという前提に立つと、愛着はむしろ危険ですね。〉


そういうことです。

ようするに、相手に期待し過ぎない。

愛着が過ぎると、ほとんどの場合は失望を生みます。

大事なのは、自分自身を保つことです。

特定のものへの愛着が行き過ぎて、ものが生きている人の生き方を左右してはいけないと思っています。



《期待をしない。特別を望まない。無理に充実させない。》



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誰かを、熱狂的に好きになったり、仕事や趣味に猛烈にのめりこんだりすることも、ときには必要だ。

しかし、それが行き過ぎると、執着となる。


執着とは、「こうでなきゃイヤだ」「どうしてもこうなってほしい」と思うことだ、と小林正観さんはいう。

いわゆる「愛着」だ。

それにたいする「愛用」とは、「楽しむこと」。

楽しむとは、「そうなるといいな」「そうなると楽しいな」「そうなると嬉しいな」と思うこと。


愛用はするけど、こだわらないこと。

好きだけど、しばられないこと。


そして…

期待をしないこと。

特別を望まないこと。

無理に充実させないこと。



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