mixiユーザー(id:20821792)
2023年05月13日17:32
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日記10Ⓑ
以前、聞いたことがあった。「記憶」というのは、例えば紙に書きだしたり、他者に、話を聞いてもらうと、モヤモヤが浄化されて、前に進めるようになるという。ただし、あまり「紙に気持ちを書き続ける」と、かえって、よりその「記憶」が硬直化する、というものがあった。
私に関して言えば、心のモヤモヤを以前日記に書き続けるという事は、それはそのまま、「より過去の記憶が拘泥する」という事を強化していたことに他ならないだろう。
そこで私が考えていたことと言うのは、「以前、関わるざるを得ない状況」もしくは、「か本来ならば関わる必要などないのに、『過去のある状況』というものを、自分自身から心理的に離れる、分離させることが『できなかった』が故に、同じような状況を再現せざるを得なかった、なぜなら、『自分の本心を抑え込むことで、他責ではなく常に自責の念に囚われていたが故に、他責志向のボケに、良いように利用されていた』それを再現するような状況」にて、まさに「俺をダシに使った」人種が不利になるような材料や証拠を集めなくては気が済まなかった、といいうことであった。
ＳＮＳでは、敢えて自分が憎む店舗や施設を映して、『皆さん、これ、どう思われますか…』と「私は別に大丈夫なんですけど、周りの人はどう思いますかね…?」という、結局のところ周りを使って、嫌な奴を追い込むという、ある種の卑怯な方法ともれるやり口の事を『ファンネル』というそうである。それに即して言えば、私のやろうとしていることも、これと似たようなものであった。畢竟、私が毛嫌いしている『被差別部部落・同和地区』や「男の一人っ子」は不利になり、社会的にも物理的にも抹消されるような材料が欲しい、という事である。
そして皮肉な事に、これをやればやるほど、そして材料を集めようとすればするほど、『そのクズに関しての記憶』を、かえって、より強固なものにしてしまうのであった。
私はこの事を考えるとき、先の『鳥取ループ氏』や、『ウシジマくん、九条の大罪』の『真鍋昌平氏』も、実は似たようなものではないか、双方とも徹底しているといのは、自身が興味関心がある事に対しての綿密な『取材』である。「取材」と言えば聞こえは良いは、自分も同じ境遇だと感じるので何となくわかるのだが、とどのつまり、彼らが行っているのは、『調べる』ではなく「晒す」ではなかろうか。この「晒す」という言葉は、昨年公開の満若勇咲監督の『わたしの話 部落の話』の一幕で、部落解放同盟の代表が、鳥取ループ氏に対しては裁判を起こした、部落解放同盟側の代表が一喝した部分である。拙い表現で申し訳ないのだが、結局この両名に共通している事といなうのは、個人的に、取材というのももちろんあるが、どちらかと言えばそれは建前であり方便である。本当の狙いというか思惑は、『自分に対して嫌な目に合わせてきた人種や事象に対しての恨みつらみが止まらない、もはや、どうして自分がその行動をとっているの分からなくなってきた。それの辻褄を合わせるためには、どうしても『取材』と称して、自分自身が唾棄する人間への「不利になるような材料」というものを、集めずにはいられなかった』というのが、本当のところではないのであろうか。
前者で言えば、それが「被差別部落」の事であり、そして後者に関して言えば、「反社会勢力の人間」という事になるだろう。「嫌いは好きの裏返し」ではあるが、一方で「好きは嫌いの裏返し」である、とも言えるだろう。だがこれらは、その「好き」か「嫌いか」の対象が、「相手」か「自分か」の違いに因るところが多いと思われる。
「嫌いは好きの裏返し」であるが、この場合は、「相手なんて嫌い、興味がない」ということであるが、もし本当に興味がないなら、そもそも眼中にも入ってないし、存在も認知していないだろう。ということは、相手に対して本当に思っている事というのは、とどのつまり「自分に無いものを相手が持っていて、かつ、それが社会的に周りから賞賛さえるものである」ということを示していると言っても過言ではない。そこにあるのは、もう紛れもなく「羨望」の眼差しであった。「憧れ」と「嫉妬」という二律背反の感情が、そのセリフには込められていた。もっとも、自分が切磋琢磨するより、その相手を不利にするか、引きずり下ろす方が、はるかに手っ取り早いだろう。それこそ、かつての入江や今橋たちが私にやったように、「自分より下の存在の人間が欲しい」かつ「それをしなければ死ぬ病」という、ある意味で病気ともとれる言動をしでかす人間がいるという事は、紛れもない事実であろう。
では一方で、「好きは嫌いの裏返し」というのも、どういうことであろうか。
私が「男の一人っ子」に対して、唾棄するという一方で、そいつが不利になるような証拠、材料集めに苦心するというのは、これは矛盾しているのではなかろうか。何故なら、もし本当に嫌いなら、「存在を忘れている」はずであり、そもそも思い出す事がないだろう。それが、とどのつまり「忘却の彼方」に行くということになるのであろうか。しかしながら、「それが不利になる材料探し」というのは、「それ」が俺の記憶の中に「未だ存在」しているからこそ、実行可能なものなのであり、記憶から消滅したのであれば、「不利にする材料探し」などという不毛な真似はするまい。ひょとして、言い方がよいかは分からないが、それは「暇」だからそういうことをするのか。忙しければ、そんな事をしている暇なんてない、という人がいるのかもしれない。
ところで、忙しいというのは「心を亡くす」という事である。ということは、率直に言って「心ここにあらず」であり、文字通り「心にもない事」に他ならない。「はっきり言って、思ってもいないことをするなよ」という話である。そして「何が心にもない事」なのかと言えば、「男の一人っ子」かつ、「関わらざるを得ないか、あるいは関わらなくてもいい状況の中」で「この俺にナメた真似して」かつ「こっちに被害負わた上に、『報復に』ビビッて逃げた」そのクソに関することで、あれこれ『忙しい』つまり「心を亡くす」状態で、本来俺や周囲の大切な人たちが充実した時間を過ごせるような時間を無駄にし、それが結果的に「暇」な状態になるという事だ。「忙しい」も「暇」も反対の意味であるが、とどのつまり「当人が心の思っていない事が発端となって、起きている事象」に他ならないのである。
ちなみに、『暇』の語源というのは、ギリシア語で『暇』を意味する『スコレー』だと言われている。とどのつまり、その労働を済ませた後で出来上がる「暇」な時間を、自由闊達な思索や討論に充てることができたのであった。畢竟、彼らにとって、その『暇』こそが、自分が詩文であるために必要な考え方を確立する、もっとも貴重活、充実した時間である、といいう事であった。
それに即して言えば、別に『暇』な事が悪い事ではないし、むしを『忙しい、忙しい』と「やることいっぱいで充実してますアピール」している人間の方が、本質的にヤバいということは、明白であろう。なぜならば、その人間を形容する際に、「人気がないから暇である」とはなっても、「暇だから人気がない」とはならないだろう。後者は本質的に「暇な時間」など、誰で訪れるということである。それは、自我の確立や、自分自身の思考を深める際に、必ず必要なものであるからであった。
では、翻って前者はどうであろうか。「人気がないから暇」というのは、ある意味で当たらずとも遠からずではないだろうか。暇な時間が、自分を深める時期であるというのであれば、忙しぶっている人間というのは、基本的に他者から信頼関係が築けていない場合が多いのである。「忙しい」とは、文字通り「心を亡くす」であり、それは結局のところ、「他者と充実した時間を過ごす心」を持つこと、そして鍛えることを放棄している事に他ならない、と私は考えているのであった。
さて、過去の「男の一人っ子」に対して、以前までは恨みつらみが止まらなったのであるが、心ある他者に聞いてもらうことで、前に進めた事以上に、冷静に「当時のそのクソがもたらしたクソ状況」というものを、俯瞰して眺める事ができるようになった。というもも、「暇になること」「ハミること」そして「友達ができない」ことを、もっとも恐れているのは、そいつ自身である。だからこそ、「誰でも良いので、身近にターゲットに出来る人間」というものを探し続けていたのであろう。
それが、ずっと調子こいていた山本タカトシという人間だろうし、今橋という、もう所信表明の段階で「俺はこんな顧問なんてしたくない、土日はかえってゲームがしたいねん、」といった被害者意識全開の人間と、かつて私は図らとも「関わらざるを得なく」なっていったのである。彼らに共通していることは、「自分がしたくないことはやらない」であり、結局のところ『進んで、他者と困難を引き受けていく』という事とは、ほど遠い人種である。そして、彼らに待ち受けている結末が、俺の想像の範疇ではあるが「それなりのもの」でしかなく、「なるようにしかならない」のは必然であろう。
私は、「さよなら」には二種類あると思っている。一つは、「名残惜しいけど、さよなら、また会おうね〜！」という、寂しさと切なさで胸いっぱいの方、そしてもう一つは、恐ろしいまでに冷徹な「さよなら」である。そこにあるのは、「快楽」と「すっきりした〜」という気持ちでしかない。どちらかと言えば、「長年体に溜まっていたクソを流した
」「部屋を占拠していたゴミを捨てられた〜」であり、もっと言えば、「やっとクソから離れれる」であろう。最後のセリフは、そいつ自身が学生時代、サークルを「クズの集まり」と蔑んで憚らなった態度からできてたものであるが、さもありなん、この世に「ブーメラン」という事があるのであれば、俺とそいつ、がいくら「クズの集まり」から離れられようとも、そいつ自身は、「約束を破る、仁義を通さないクズ」であるという事実からは永遠に逃れらない。そして、文字通り「周囲からの報復」から、ずっと逃げ回っていている、「こんなクズにならんでよかった」と反面教師にされる以外、何一つとして存在価値のないゴミである、という事実は、もはや不動のものであろう。
そう、どれだけ「ある状況」で自分よりも下の人間を作ろうとも、その状況が終われば、その「クズの集まり」からさえも相手にされない、というかそれ以外の普通の人間からもつま弾きにされる、文字通り「孤独死」しか待ち受けていないのだろう。そりゃそうだ。「クズの集まりである周囲」と「同じ人種と思われたくない、彼ら以下のゴミが、必死でその事実から目を背け、クズではない自分、こんな所に、仕方なく嫌々関わってやって李いると思い込まなくては自我を保てない、しょうもない人種」であったり、「誰からも相手にされず、忙しいふりをする事でしか自我を保てないゴミ」と「わざわざ暇にする人間を作って、その差を見て安心する人種」であったり・・・と、ここまで書いていて、ふと思ったことがあるのだが、俺はかつてこのゴミへの「状況関係なしに、そいつに報復する、死の恐怖を味合わせたと確証を得るまで止まらない、恨みつらみによる人s場ならざる怒り」よりも、ただただ「哀れや・・・」という、同情を禁じ得ない蔑みの気持ちしか出てこなかった。「暇やから人気がない」ではない。「友達も、人望も、そして信用もない人間が行きつく先」が、まごう事なき「人気がないから暇」な状態であり、その「心にも思っていないことで忙しぶる」かつ「ほとんどの人間には相手にされないので、それを信奉するか崇拝するか、さもなくば服従するような心の弱った人間」にしか見せつけられず、下の存在に置くことができない、その手合いが行きつく先がどのような地獄であったとしても、俺はそいつではないので、何の関係もない。
「心の弱った部分、病気」があったからこそ、この手のボケの恰好のターゲットに私は一時期なり、そして、それにたいしての怒りが収まらなった僕であったが、その「病んだ部分」が回復すれば、瞬時に短気になり、怒りをフルパワーにできるであろう。
ただ一つ懸念している事は、報復される側の人間の立場や事情などを考量することは寸毫も必要がないことなのは明白であるが、ただ、それを実行する面倒臭ささと、おれの言い分が通るだろうが、万が一、僕が社会的に罰を受けるリスクがあるのだろうか……?
と、そこまで行って、初めて「そんなしょーもないことをするのは(報復して、万が一にでも俺にリスクがあるというのなら)、不毛で時間の無駄だよね」と思えることになったのである。
あの高１の入江たちは、『ターゲットを見つける』ことに忙しかったのであろう。裏を返せば、『人気がないゆえに暇であり、友達がいない、故にハミる』ことを、もっとも恐れていたのはこいつらだとも言えるだろう。
そして今橋Ｔは、俺を不利にする材料探しに『忙しかった』のである、換言すれば、それをしなくては、いかに自分自身が人望がなく、批判されるべき人間か向き合わねばならなかったのである。それがどうしても、彼には耐えられなかったのであろう。その結果、ほどなくして、自分自身が、ベテランの長谷川Tにスルーされ続けるといった憂き目にあうのであった。因果応報とはいうが、グリム童話の『白雪姫』や「ガチョウ番の娘」よろしく、特大ブーメランとは、まさにこの事であったのである。
なので、私も「宙ぶらりん」とか「暇である」ことを恐れることなど何もなかった。むしろ、女子を始め、見てくれる人間は、しっかり俺の事を見ているのである。
思い返せば、母が教師を対処してから始まった「抑え込んでいた怒りが止まらない」という地獄というもの、結局のところ私が「母の感情のゴミ箱」の役割として生きる、という事に、この時までは「忙しかった」ことに起因する。言うまでもなく、それは「私が心にも思っていなかったこと」であり、本当のところは、「辛い事があったとき、一緒に悲しむ、許せない事があったときは、一緒になって、しっかり怒る、そして、嬉しい時は何倍も共に喜ぶ」がやりたかったと、少なくとも俺はそのように思っていたのであった。
それが母が退職する前と後では、俺の「本心」と「建前」が逆転していたのである。もうはっきり言うと、全ての感情を出し切った後で「暇になる」のは多いに結構、むしろその時間というのは、私の「本当に心が充実するために方向を選択する、良い仲間を見つけ出す」時間であるのだから。ならば、「母の感情のゴミ箱、収入を得るために、俺は自分の本心に布をかぶせた」のであれば、その建前がなくなったとき、俺の「本心の怒りや感情」があふれ出すのは必定である。しかしここで一つの矛盾が生じる。それは、「怒りを寒けない他者にぶつけるのは八つ当たり」であり、最低に唾棄すべき行為であるが、一方で、「それをしてはならない」とするならば、その怒りの矛先は、結局のところ、自分自身にしか向かないのだる。それは畢竟、尽き果てることのない自責感情であり、とどのつまり、「自分が本心を抑え込むしかなかった、大げさに言えば、生きる道がなかった」という状況を、延々と繰り返すことになっていた。「怒りをぶつける、とか当然に行使すべきターゲット」は、歴代の、何の人望も神通力もないクズに他ならないのであるが(相手をクズだとするばらば、少なくともそのクズ自身を、俺から、当時の状況から俺自身が分離出来ていない事の証左でもある)、それに『服従や恐怖』の感情を抱いたのが、他ならない私自身である。そうであるならば、これを矛盾と言わずして、何と言うべきなのであろうか。すくなくとも、母が退職してコロナが収束に向かうまでの二十代最後の歳から三十代前半の最後になるまで、優にその間は、その疑問に対する答えや、モヤモヤをクリアにする方法が分からなくなっていた。それが結局のところ、『知人との会話が止まった時に、それと代替えするように発動する、私の不穏な止まらない独り言』であったり、『帰宅途中の道すがら、突然怒鳴り出す、キレだす』といった奇行や凶行に走らざるを得ない原因となっていたのである。
それを打開するには、一度、全ての俺の不運を『母』のせいにしようと思えた。無論、母を執拗に責め立てるのではなくて、『一度、一旦母のせいにしてしまえば、ひとまず上手くいく』という、『母がしんどい』の著者、田房永子氏の提言からも、私はそれを実行することにした。というか、それを実行しようと思い至ったのは、ほんの去年の今頃のことである。
そして先日、心ある同僚に、私の心の内を話す事によって、前進することが出来た、と思えるようになった。そして、少なくとも私の中で、以下のような心境の変化が現れたように思えた。
⓵独り言をつぶやき続ける意味が分からない。そんなことで思考や作業が止まったら、楽しい時間について関下られないじゃないか！無駄無駄、早く終わらせて、楽しい事を考えて行こうよ、女の子！
⓶もし、俺がついていった相手がサイコパスで、俺を散々利用するだけ利用して、始末するとか、山に置き去りにするとかなったらどうしよう?
-----どうしようかって?もし、そのような状況になったら、そいつのドたまカチ割ればいいだろう。立派な正当防衛であり、緊急避難である。もし置き去りにされそうなら、そいつの車を奪え、それが無理なら、後日、絶対に報復しろ、社会的に抹殺したれ、そのボケは、『それをされて当然』の事をしたのであり、何があろうと、周囲の大部分は俺の味方である。もし、そのボケに肩入れする少数がいるなら、まとめて不利にしてやればいい。もちろん危害を加えてもいいだろう。結局、「スジがどっちが通っているか」である。もし、それも無理なら……逃げるのが一番だろうな。全速力で離れろ、後で、好きなだけ報復すればいい、絶対に向こうはビビる。だって、自分がやったことの返しを俺が、しにきただけの話であるから。
というか、「ほんのちょっとでも起こりえる」俺は不利になる可能性を考えるは大切だが、それでは身が持たないぞ、と。勝率が7〜9割まで行くなら、反対に言えば、向こうはほぼ負けるということである。何に対して?それは、「復讐しにきた俺の尋常ならざる怒り」に対して「負ける」であり、ビビッて逃げるという結果になる、という事に語かならなかった。
��自己肯定感……女の子が、俺を嫌っているはずがない。もし嫌うなら、好き避けであり、そうでなくては、そいつが頭のおかしい阿呆ってだけの話であった。
とにもかくにも、鳥取ループ氏や、真鍋昌平氏には、もちろん全部ではないが、やはり「俺と似たような部分」を感じずにはいられなかったのだる。特に真鍋氏については、「九条の大罪」の中で、登場人物が拷問された挙句、殺害「された」結果の描写がよく登場するのだが、その「過程」はどうなっているのか。何故、そのような事態になった時、ターゲットは抵抗しない、唯々諾々と、危害を加えられている事を受け入れている?そして何より、どうしてそういった『反社会的な人間たち』から離れて、一からやり直そうという発想に、たった一人でも思い至らないのであろうか。
それは真鍋氏の中で、「反社に関わった人間は、ロクな顛末にならない」というファクターが先行しているからであり、辻褄合わせなど、彼の中では二の次なのであろう。そして何より、彼の作品の中で「良性の母性」を持つ女性が、ほとんど登場することはなかった、基本的に、男から「搾取される」対象であり、共に助け合っていこうという発想には、思い至ることはなかった。それは即ち、作者自身の中で「母か、少なくとも母性的な人物に、反社的な人間に関わった際、ひたすら寄り添って、自身の子事を肯定してくれるような女性や人間」に、必要な時にいなかった事に対しての復讐なのであろうか。それが女性が凄惨な目に合う事であるし、反社の人間が、それ以上の悲惨な末路を辿る…という事に繋がっていくというのは、私の早計であろうか。同じく、鳥取ループ氏にも、被差別部落に対しての尋常ならざる恨みつらみというのは、真鍋氏や、引いては私と重なる部分があるように思えてならなったのである。
「取材も調査」も大いに結構、だが、本末転倒になってはいけない。あくまで、自分がこれから充実した時間が過ごせるように、そして周囲の大切な人たちが、心を通わせて、最高だと思えるような時間を作れるようになるという「目的」のための『手段』であった。私も、その部分をはき違えることなく、前進していけるように努めていきたいと感じているのであった。
了。
私に関して言えば、心のモヤモヤを以前日記に書き続けるという事は、それはそのまま、「より過去の記憶が拘泥する」という事を強化していたことに他ならないだろう。
そこで私が考えていたことと言うのは、「以前、関わるざるを得ない状況」もしくは、「か本来ならば関わる必要などないのに、『過去のある状況』というものを、自分自身から心理的に離れる、分離させることが『できなかった』が故に、同じような状況を再現せざるを得なかった、なぜなら、『自分の本心を抑え込むことで、他責ではなく常に自責の念に囚われていたが故に、他責志向のボケに、良いように利用されていた』それを再現するような状況」にて、まさに「俺をダシに使った」人種が不利になるような材料や証拠を集めなくては気が済まなかった、といいうことであった。
ＳＮＳでは、敢えて自分が憎む店舗や施設を映して、『皆さん、これ、どう思われますか…』と「私は別に大丈夫なんですけど、周りの人はどう思いますかね…?」という、結局のところ周りを使って、嫌な奴を追い込むという、ある種の卑怯な方法ともれるやり口の事を『ファンネル』というそうである。それに即して言えば、私のやろうとしていることも、これと似たようなものであった。畢竟、私が毛嫌いしている『被差別部部落・同和地区』や「男の一人っ子」は不利になり、社会的にも物理的にも抹消されるような材料が欲しい、という事である。
そして皮肉な事に、これをやればやるほど、そして材料を集めようとすればするほど、『そのクズに関しての記憶』を、かえって、より強固なものにしてしまうのであった。
私はこの事を考えるとき、先の『鳥取ループ氏』や、『ウシジマくん、九条の大罪』の『真鍋昌平氏』も、実は似たようなものではないか、双方とも徹底しているといのは、自身が興味関心がある事に対しての綿密な『取材』である。「取材」と言えば聞こえは良いは、自分も同じ境遇だと感じるので何となくわかるのだが、とどのつまり、彼らが行っているのは、『調べる』ではなく「晒す」ではなかろうか。この「晒す」という言葉は、昨年公開の満若勇咲監督の『わたしの話 部落の話』の一幕で、部落解放同盟の代表が、鳥取ループ氏に対しては裁判を起こした、部落解放同盟側の代表が一喝した部分である。拙い表現で申し訳ないのだが、結局この両名に共通している事といなうのは、個人的に、取材というのももちろんあるが、どちらかと言えばそれは建前であり方便である。本当の狙いというか思惑は、『自分に対して嫌な目に合わせてきた人種や事象に対しての恨みつらみが止まらない、もはや、どうして自分がその行動をとっているの分からなくなってきた。それの辻褄を合わせるためには、どうしても『取材』と称して、自分自身が唾棄する人間への「不利になるような材料」というものを、集めずにはいられなかった』というのが、本当のところではないのであろうか。
前者で言えば、それが「被差別部落」の事であり、そして後者に関して言えば、「反社会勢力の人間」という事になるだろう。「嫌いは好きの裏返し」ではあるが、一方で「好きは嫌いの裏返し」である、とも言えるだろう。だがこれらは、その「好き」か「嫌いか」の対象が、「相手」か「自分か」の違いに因るところが多いと思われる。
「嫌いは好きの裏返し」であるが、この場合は、「相手なんて嫌い、興味がない」ということであるが、もし本当に興味がないなら、そもそも眼中にも入ってないし、存在も認知していないだろう。ということは、相手に対して本当に思っている事というのは、とどのつまり「自分に無いものを相手が持っていて、かつ、それが社会的に周りから賞賛さえるものである」ということを示していると言っても過言ではない。そこにあるのは、もう紛れもなく「羨望」の眼差しであった。「憧れ」と「嫉妬」という二律背反の感情が、そのセリフには込められていた。もっとも、自分が切磋琢磨するより、その相手を不利にするか、引きずり下ろす方が、はるかに手っ取り早いだろう。それこそ、かつての入江や今橋たちが私にやったように、「自分より下の存在の人間が欲しい」かつ「それをしなければ死ぬ病」という、ある意味で病気ともとれる言動をしでかす人間がいるという事は、紛れもない事実であろう。
では一方で、「好きは嫌いの裏返し」というのも、どういうことであろうか。
私が「男の一人っ子」に対して、唾棄するという一方で、そいつが不利になるような証拠、材料集めに苦心するというのは、これは矛盾しているのではなかろうか。何故なら、もし本当に嫌いなら、「存在を忘れている」はずであり、そもそも思い出す事がないだろう。それが、とどのつまり「忘却の彼方」に行くということになるのであろうか。しかしながら、「それが不利になる材料探し」というのは、「それ」が俺の記憶の中に「未だ存在」しているからこそ、実行可能なものなのであり、記憶から消滅したのであれば、「不利にする材料探し」などという不毛な真似はするまい。ひょとして、言い方がよいかは分からないが、それは「暇」だからそういうことをするのか。忙しければ、そんな事をしている暇なんてない、という人がいるのかもしれない。
ところで、忙しいというのは「心を亡くす」という事である。ということは、率直に言って「心ここにあらず」であり、文字通り「心にもない事」に他ならない。「はっきり言って、思ってもいないことをするなよ」という話である。そして「何が心にもない事」なのかと言えば、「男の一人っ子」かつ、「関わらざるを得ないか、あるいは関わらなくてもいい状況の中」で「この俺にナメた真似して」かつ「こっちに被害負わた上に、『報復に』ビビッて逃げた」そのクソに関することで、あれこれ『忙しい』つまり「心を亡くす」状態で、本来俺や周囲の大切な人たちが充実した時間を過ごせるような時間を無駄にし、それが結果的に「暇」な状態になるという事だ。「忙しい」も「暇」も反対の意味であるが、とどのつまり「当人が心の思っていない事が発端となって、起きている事象」に他ならないのである。
ちなみに、『暇』の語源というのは、ギリシア語で『暇』を意味する『スコレー』だと言われている。とどのつまり、その労働を済ませた後で出来上がる「暇」な時間を、自由闊達な思索や討論に充てることができたのであった。畢竟、彼らにとって、その『暇』こそが、自分が詩文であるために必要な考え方を確立する、もっとも貴重活、充実した時間である、といいう事であった。
それに即して言えば、別に『暇』な事が悪い事ではないし、むしを『忙しい、忙しい』と「やることいっぱいで充実してますアピール」している人間の方が、本質的にヤバいということは、明白であろう。なぜならば、その人間を形容する際に、「人気がないから暇である」とはなっても、「暇だから人気がない」とはならないだろう。後者は本質的に「暇な時間」など、誰で訪れるということである。それは、自我の確立や、自分自身の思考を深める際に、必ず必要なものであるからであった。
では、翻って前者はどうであろうか。「人気がないから暇」というのは、ある意味で当たらずとも遠からずではないだろうか。暇な時間が、自分を深める時期であるというのであれば、忙しぶっている人間というのは、基本的に他者から信頼関係が築けていない場合が多いのである。「忙しい」とは、文字通り「心を亡くす」であり、それは結局のところ、「他者と充実した時間を過ごす心」を持つこと、そして鍛えることを放棄している事に他ならない、と私は考えているのであった。
さて、過去の「男の一人っ子」に対して、以前までは恨みつらみが止まらなったのであるが、心ある他者に聞いてもらうことで、前に進めた事以上に、冷静に「当時のそのクソがもたらしたクソ状況」というものを、俯瞰して眺める事ができるようになった。というもも、「暇になること」「ハミること」そして「友達ができない」ことを、もっとも恐れているのは、そいつ自身である。だからこそ、「誰でも良いので、身近にターゲットに出来る人間」というものを探し続けていたのであろう。
それが、ずっと調子こいていた山本タカトシという人間だろうし、今橋という、もう所信表明の段階で「俺はこんな顧問なんてしたくない、土日はかえってゲームがしたいねん、」といった被害者意識全開の人間と、かつて私は図らとも「関わらざるを得なく」なっていったのである。彼らに共通していることは、「自分がしたくないことはやらない」であり、結局のところ『進んで、他者と困難を引き受けていく』という事とは、ほど遠い人種である。そして、彼らに待ち受けている結末が、俺の想像の範疇ではあるが「それなりのもの」でしかなく、「なるようにしかならない」のは必然であろう。
私は、「さよなら」には二種類あると思っている。一つは、「名残惜しいけど、さよなら、また会おうね〜！」という、寂しさと切なさで胸いっぱいの方、そしてもう一つは、恐ろしいまでに冷徹な「さよなら」である。そこにあるのは、「快楽」と「すっきりした〜」という気持ちでしかない。どちらかと言えば、「長年体に溜まっていたクソを流した
」「部屋を占拠していたゴミを捨てられた〜」であり、もっと言えば、「やっとクソから離れれる」であろう。最後のセリフは、そいつ自身が学生時代、サークルを「クズの集まり」と蔑んで憚らなった態度からできてたものであるが、さもありなん、この世に「ブーメラン」という事があるのであれば、俺とそいつ、がいくら「クズの集まり」から離れられようとも、そいつ自身は、「約束を破る、仁義を通さないクズ」であるという事実からは永遠に逃れらない。そして、文字通り「周囲からの報復」から、ずっと逃げ回っていている、「こんなクズにならんでよかった」と反面教師にされる以外、何一つとして存在価値のないゴミである、という事実は、もはや不動のものであろう。
そう、どれだけ「ある状況」で自分よりも下の人間を作ろうとも、その状況が終われば、その「クズの集まり」からさえも相手にされない、というかそれ以外の普通の人間からもつま弾きにされる、文字通り「孤独死」しか待ち受けていないのだろう。そりゃそうだ。「クズの集まりである周囲」と「同じ人種と思われたくない、彼ら以下のゴミが、必死でその事実から目を背け、クズではない自分、こんな所に、仕方なく嫌々関わってやって李いると思い込まなくては自我を保てない、しょうもない人種」であったり、「誰からも相手にされず、忙しいふりをする事でしか自我を保てないゴミ」と「わざわざ暇にする人間を作って、その差を見て安心する人種」であったり・・・と、ここまで書いていて、ふと思ったことがあるのだが、俺はかつてこのゴミへの「状況関係なしに、そいつに報復する、死の恐怖を味合わせたと確証を得るまで止まらない、恨みつらみによる人s場ならざる怒り」よりも、ただただ「哀れや・・・」という、同情を禁じ得ない蔑みの気持ちしか出てこなかった。「暇やから人気がない」ではない。「友達も、人望も、そして信用もない人間が行きつく先」が、まごう事なき「人気がないから暇」な状態であり、その「心にも思っていないことで忙しぶる」かつ「ほとんどの人間には相手にされないので、それを信奉するか崇拝するか、さもなくば服従するような心の弱った人間」にしか見せつけられず、下の存在に置くことができない、その手合いが行きつく先がどのような地獄であったとしても、俺はそいつではないので、何の関係もない。
「心の弱った部分、病気」があったからこそ、この手のボケの恰好のターゲットに私は一時期なり、そして、それにたいしての怒りが収まらなった僕であったが、その「病んだ部分」が回復すれば、瞬時に短気になり、怒りをフルパワーにできるであろう。
ただ一つ懸念している事は、報復される側の人間の立場や事情などを考量することは寸毫も必要がないことなのは明白であるが、ただ、それを実行する面倒臭ささと、おれの言い分が通るだろうが、万が一、僕が社会的に罰を受けるリスクがあるのだろうか……?
と、そこまで行って、初めて「そんなしょーもないことをするのは(報復して、万が一にでも俺にリスクがあるというのなら)、不毛で時間の無駄だよね」と思えることになったのである。
あの高１の入江たちは、『ターゲットを見つける』ことに忙しかったのであろう。裏を返せば、『人気がないゆえに暇であり、友達がいない、故にハミる』ことを、もっとも恐れていたのはこいつらだとも言えるだろう。
そして今橋Ｔは、俺を不利にする材料探しに『忙しかった』のである、換言すれば、それをしなくては、いかに自分自身が人望がなく、批判されるべき人間か向き合わねばならなかったのである。それがどうしても、彼には耐えられなかったのであろう。その結果、ほどなくして、自分自身が、ベテランの長谷川Tにスルーされ続けるといった憂き目にあうのであった。因果応報とはいうが、グリム童話の『白雪姫』や「ガチョウ番の娘」よろしく、特大ブーメランとは、まさにこの事であったのである。
なので、私も「宙ぶらりん」とか「暇である」ことを恐れることなど何もなかった。むしろ、女子を始め、見てくれる人間は、しっかり俺の事を見ているのである。
思い返せば、母が教師を対処してから始まった「抑え込んでいた怒りが止まらない」という地獄というもの、結局のところ私が「母の感情のゴミ箱」の役割として生きる、という事に、この時までは「忙しかった」ことに起因する。言うまでもなく、それは「私が心にも思っていなかったこと」であり、本当のところは、「辛い事があったとき、一緒に悲しむ、許せない事があったときは、一緒になって、しっかり怒る、そして、嬉しい時は何倍も共に喜ぶ」がやりたかったと、少なくとも俺はそのように思っていたのであった。
それが母が退職する前と後では、俺の「本心」と「建前」が逆転していたのである。もうはっきり言うと、全ての感情を出し切った後で「暇になる」のは多いに結構、むしろその時間というのは、私の「本当に心が充実するために方向を選択する、良い仲間を見つけ出す」時間であるのだから。ならば、「母の感情のゴミ箱、収入を得るために、俺は自分の本心に布をかぶせた」のであれば、その建前がなくなったとき、俺の「本心の怒りや感情」があふれ出すのは必定である。しかしここで一つの矛盾が生じる。それは、「怒りを寒けない他者にぶつけるのは八つ当たり」であり、最低に唾棄すべき行為であるが、一方で、「それをしてはならない」とするならば、その怒りの矛先は、結局のところ、自分自身にしか向かないのだる。それは畢竟、尽き果てることのない自責感情であり、とどのつまり、「自分が本心を抑え込むしかなかった、大げさに言えば、生きる道がなかった」という状況を、延々と繰り返すことになっていた。「怒りをぶつける、とか当然に行使すべきターゲット」は、歴代の、何の人望も神通力もないクズに他ならないのであるが(相手をクズだとするばらば、少なくともそのクズ自身を、俺から、当時の状況から俺自身が分離出来ていない事の証左でもある)、それに『服従や恐怖』の感情を抱いたのが、他ならない私自身である。そうであるならば、これを矛盾と言わずして、何と言うべきなのであろうか。すくなくとも、母が退職してコロナが収束に向かうまでの二十代最後の歳から三十代前半の最後になるまで、優にその間は、その疑問に対する答えや、モヤモヤをクリアにする方法が分からなくなっていた。それが結局のところ、『知人との会話が止まった時に、それと代替えするように発動する、私の不穏な止まらない独り言』であったり、『帰宅途中の道すがら、突然怒鳴り出す、キレだす』といった奇行や凶行に走らざるを得ない原因となっていたのである。
それを打開するには、一度、全ての俺の不運を『母』のせいにしようと思えた。無論、母を執拗に責め立てるのではなくて、『一度、一旦母のせいにしてしまえば、ひとまず上手くいく』という、『母がしんどい』の著者、田房永子氏の提言からも、私はそれを実行することにした。というか、それを実行しようと思い至ったのは、ほんの去年の今頃のことである。
そして先日、心ある同僚に、私の心の内を話す事によって、前進することが出来た、と思えるようになった。そして、少なくとも私の中で、以下のような心境の変化が現れたように思えた。
⓵独り言をつぶやき続ける意味が分からない。そんなことで思考や作業が止まったら、楽しい時間について関下られないじゃないか！無駄無駄、早く終わらせて、楽しい事を考えて行こうよ、女の子！
⓶もし、俺がついていった相手がサイコパスで、俺を散々利用するだけ利用して、始末するとか、山に置き去りにするとかなったらどうしよう?
-----どうしようかって?もし、そのような状況になったら、そいつのドたまカチ割ればいいだろう。立派な正当防衛であり、緊急避難である。もし置き去りにされそうなら、そいつの車を奪え、それが無理なら、後日、絶対に報復しろ、社会的に抹殺したれ、そのボケは、『それをされて当然』の事をしたのであり、何があろうと、周囲の大部分は俺の味方である。もし、そのボケに肩入れする少数がいるなら、まとめて不利にしてやればいい。もちろん危害を加えてもいいだろう。結局、「スジがどっちが通っているか」である。もし、それも無理なら……逃げるのが一番だろうな。全速力で離れろ、後で、好きなだけ報復すればいい、絶対に向こうはビビる。だって、自分がやったことの返しを俺が、しにきただけの話であるから。
というか、「ほんのちょっとでも起こりえる」俺は不利になる可能性を考えるは大切だが、それでは身が持たないぞ、と。勝率が7〜9割まで行くなら、反対に言えば、向こうはほぼ負けるということである。何に対して?それは、「復讐しにきた俺の尋常ならざる怒り」に対して「負ける」であり、ビビッて逃げるという結果になる、という事に語かならなかった。
��自己肯定感……女の子が、俺を嫌っているはずがない。もし嫌うなら、好き避けであり、そうでなくては、そいつが頭のおかしい阿呆ってだけの話であった。
とにもかくにも、鳥取ループ氏や、真鍋昌平氏には、もちろん全部ではないが、やはり「俺と似たような部分」を感じずにはいられなかったのだる。特に真鍋氏については、「九条の大罪」の中で、登場人物が拷問された挙句、殺害「された」結果の描写がよく登場するのだが、その「過程」はどうなっているのか。何故、そのような事態になった時、ターゲットは抵抗しない、唯々諾々と、危害を加えられている事を受け入れている?そして何より、どうしてそういった『反社会的な人間たち』から離れて、一からやり直そうという発想に、たった一人でも思い至らないのであろうか。
それは真鍋氏の中で、「反社に関わった人間は、ロクな顛末にならない」というファクターが先行しているからであり、辻褄合わせなど、彼の中では二の次なのであろう。そして何より、彼の作品の中で「良性の母性」を持つ女性が、ほとんど登場することはなかった、基本的に、男から「搾取される」対象であり、共に助け合っていこうという発想には、思い至ることはなかった。それは即ち、作者自身の中で「母か、少なくとも母性的な人物に、反社的な人間に関わった際、ひたすら寄り添って、自身の子事を肯定してくれるような女性や人間」に、必要な時にいなかった事に対しての復讐なのであろうか。それが女性が凄惨な目に合う事であるし、反社の人間が、それ以上の悲惨な末路を辿る…という事に繋がっていくというのは、私の早計であろうか。同じく、鳥取ループ氏にも、被差別部落に対しての尋常ならざる恨みつらみというのは、真鍋氏や、引いては私と重なる部分があるように思えてならなったのである。
「取材も調査」も大いに結構、だが、本末転倒になってはいけない。あくまで、自分がこれから充実した時間が過ごせるように、そして周囲の大切な人たちが、心を通わせて、最高だと思えるような時間を作れるようになるという「目的」のための『手段』であった。私も、その部分をはき違えることなく、前進していけるように努めていきたいと感じているのであった。
了。
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