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2023年01月23日21:32

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日本人の海外永住権取得者が過去最高を記録する。倍速再生について 光ディスクの経年劣化 NHK受信料免除対象となるチューナレスTV

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 今回、日本人の海外移住や光ディスクの劣化問題、ネットでの早見再生を含め、幅広い分野がテーマである。倍速再生は、時間短縮にメリットを感じて、利用する人が増加の一途を辿った。NHKの受信料免除対称になるドン・キホーテが発売したチューナレスTVについても取り上げる。

 目次
・第1章 進む日本人の海外流出
・第2章 早見再生の影響
・第3章 NHKが、不正に視聴した場合、割増料金を徴収する。
・第4章 チューナレステレビの行方
・第5章 光ディスクの寿命について 半透明になったCDディスクが話題

          第1章 進む日本人の海外流出

 バブル崩壊から30年、日本は、長い間個人消費の低迷により,経済成長とは無縁である。労働者の賃金が低く抑えられている今、より良い条件を求めて、海外へ活路を見出す人が増加傾向にある。外務省の海外在留邦人数調査統計によると、2022年10月1日現在で永住者は過去最高の約55万7千人になった。新型コロナ禍で留学や海外駐在などでの長期滞在者が減少する一方、永住者は前年比で約2万人増えた。海外で暮らす日本人の合計は約130万9千人、2020年以降コロナの影響により、3年連続減少傾向にあるものの、高止まり状態といえる。

 写真=2021年時点の日本人の海外在住者の割合を示したグラフ 掲載元 TOKYO WEB 2022年7月13日付け https://www.tokyo-np.co.jp/article/189210
 フォト

 円安が進んだうえに、労働者の賃金も抑制されれば、生活水準は下がる一方である。2023年1月23日(月)に、労働者の賃上げが焦点となる春闘がスタートした。早速連合の芳野会長と経団連の戸倉会長が会談した。戸倉会長は、「賃上げは社会的責務」と表明しているものの、業種によって、円安による影響は異なる。2022年秋に連合の吉野会長が掲げた賃上げ幅5%は難しい見通しである。

 日本は、1990年〜2020年の平均賃金の上昇率はわずか4%にとどまった。同じ期間に米国は約5割も増加した。輸出で業績が好調な企業を軒並みそろえる韓国は、同じ期間労働者の賃金は、約9割も上昇した。

 日本に遅れること、諸外国も高齢化が進む。福祉の担い手が不足すれば、日本からも人材が引き抜かれる可能性が出てくる。実際カナダは、2019年以降、子供保育や高齢者、障害者の世話をする「ケア・ギバー」という職種に関して、海外からも広く労働者を受け入れるようになった。人口減少が進む日本は、今海外に人材を引き抜かれることにより、労働者不足に拍車がかかっている。

 ケア・ギバーの職種について カナダ留学コンパスより
https://canada-school.com/caregiver/

 詳細記事 朝日デジタル 2023年1月23日 17時44分付け
https://www.asahi.com/articles/ASR1R5RGFR1MULFA02K.html

■日本人、静かに進む海外流出 永住者が過去最高の55.7万人に
(朝日新聞デジタル - 01月23日 17:44)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7272279

  第2章 早見再生の影響

 コロナ禍でオンラインでの授業が増える中、学生向けの講義ビデオで、再生速度を変えながら視聴できるようになった。若者の間ではやっているのは、早見再生である。

 以下 早見再生の関連日記

 2022年9月17日付 プレステ&nasneで早見再生を実現 セブンイレブンが計画休業を発表 国民民主党のインフレ手当て https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1983280868&owner_id=32437106

 写真=上記の日記より 写真掲載元 詳細記事 パナソニックのサイトより
https://news.panasonic.com/jp/press/jn210929-5
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 現在ネットで一般的なYou tubeは、通常の1倍速、または1,25倍、1,5倍、2倍と速度を変えられる。一方で、通常より遅く再生することも可能である。遅見再生については、0,25倍、0,5倍、0,75倍の3段階に対応した。

 近畿大は、早見再生の効果を検証するべく、2022年7月、オンデマンド授業の受講者約7千人を対象にアンケートを実施した。回答した約1200人のうち、ほぼ半数の48・5%が1・25倍や1・5倍の倍速機能を利用していたことがわかった。成績に関しても、早見再生を利用したグループと、利用しなかったグループとの間で、大きな差がないことも明らかになった。


 授業内容をしっかり理解するには、早見再生は不向きである。実際早見で見た番組の内容は、通常の1倍速で視聴した場合と比較して、記憶として定着しにくい。

 一番のメリットは、時間の効率化である。もう一つは、一つ一つの動作が速いことにより、緊張感を味わえることにある。

 ブルーレイレコーダーに関しては、一般的に早見再生機能を搭載している。2017年秋モデルで、業界初となる可変則早見再生機能を搭載したモデルを発売し、大きな話題となった。従来の機種は1,5倍速で固定されていたものの、2017年秋モデル以降1倍から2倍まで、0,1秒刻みでで対応できる。限界値の2倍速に近くなるにつれ、購入者から聞き取りにくいとの声があったのか、2021年モデル以降、可変則早見機能は搭載されていない。2022年6月時点の情報によると、4Kチューナーを搭載したモデルは1,3倍速、チューナー非搭載モデルの場合1,5倍速に固定された。

 可変則早見再生について AV WATCH 2017年10月12日付 https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1085472.html

 SHARP ブルーレイレコーダーモデル みずブロ https://mizumoto-blog.com/life/thorough-investigation-of-the-quick-view-playback-function-of-sharp-blu-ray-recorder/4963/

 なおSHARPは、4K放送を録画した番組の視聴に関して、早見再生は不可能である。

 業界初4K放送の早見再生を実現したのは、2021年6月に発売されたSONYのモデルである。早見再生の速度は1,3倍速固定である。

 詳細 AV WAtCH 2021年4月12日付け https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1317839.html

より視聴者の選択肢を増やすべく、Panasonicが同年秋モデル以降、従来の1,3倍速固定から、1,6倍速まで2段階で対応した。

 詳細 AV WATCH 2022年9月29日付 https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1354147.html

 現代人は、学生であれば、バイトや授業、社会人では残業に追われる日々を送る。見たい番組が多い場合、時間がなければ、優先順位をつけて、選ぶしかない。早見再生機能を使えば、より多くの番組を視聴できる。若者を中心に、確実に定着している。

詳細記事 朝日新聞DEGITAL 2023年1月23日付 https://www.asahi.com/articles/ASR163HBVQDXUTIL031.html?iref=pc_ss_date_article



 第3章 NHKが、不正に視聴した場合、割増料金を徴収する。

若者を中心にテレビ離れが進む時代、NHKの視聴料金について話題になりがちである。放送法第64条により、NHKの放送を受信できるテレビを所有している世帯に関しては、決められた期日内に月額視聴料を支払う義務がある。生活保護世帯を含め、一部受信料免除対象になる場合もある。近年、受信料金の支払いを巡り、裁判になるケースも相次いだ。

 NHKは、国民からの受信料を徴収することにより、番組制作費用に充てている。公共放送の立場上、民間企業を紹介するCMは禁止されている。対照的に民法は、企業からの広告収入を財源とし、番組放送中、度々CMを流す。番組制作において、いかにコストをかけずに、視聴者を増やせるか、成功の鍵である。

 総務省は1月18日、NHKによる「日本放送協会放送受信規約」の変更を認可すると発表した。新たに、改正内容として、不正視聴者に対する罰則を盛り込んだ。期限内の受信料の不払い、または視聴環境が整っていながら、受信料の免除対象と偽って報告した場合、NHK側は法的権限の行使に踏み切る。受信料未払いの場合、2倍の割り増料金を加算したうえで、視聴料を請求する。平成29年12月6日に最高裁は、放送法第64条1項により、NHKを受信できるテレビを所有した場合、放送契約の義務があると、判決を下した。改正法は、2023年4月1日から施行する。

詳細 AV WATCH 2022年10月12日付記事 https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1447002.html


第4章 チューナレステレビの行方

 若者を中心に、ネットを通してテレビを見る傾向が強くなった今、公共放送NHKの存在意義さえ問われている。大手ドラッグストアのドン・キホーテは、NHKの視聴料免除対象になるチューナレスTVの販売を手がけた。予想以上に売れ行きが良く、メーカー側に増産するように要請している。

 写真=24型フルHDチューナーレススマートTV TSM-2403F2K 店舗上限価格 19,800円(税込21,780円)掲載元 ドン・キホーテ https://www.donki.com/j-kakaku/product/detail.php?item=3451
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 チューナレスTVは、You tubeやNet flix Amazonプライムなど、動画サイトに特化した商品として売り出された。チューナーのついたテレビよりも、値段は安く、動画サイトにも接続しやすい。NHK受信料の免除対象になる点も、一般の人々から好評だった。プレステーションやNintendo Switchなど、外部機器と接続すれば、ゲームを楽しめる。

2023年1月18日、新たにニトリホールディングスが、チューナレステレビを販売する方針を明らかにした。Android TV搭載 4Kディスプレイ「43V型 4Kチューナーレス スマートTV」(MST-43-4K)」である。販売価格は3万4900円、既に2022年12月から、直販サイトニトリネットと一部の店舗にて、販売している。

 2021年12月にドン・キホーテで第1弾モデルが発売されたことをきっかけに、2022年にエディオンとゲオホールディングスも販売を手がけた。

 写真 掲載元 IT media News ニトリが「4Kチューナーレス スマートTV」発売 43V型で3万4900円 2023年01月18日 19時58分 公開
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2301/18/news183.html
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 ネット動画が普及した時代、相対的にテレビの視聴者数は減少傾向にある。チューナレステレビは、ひそかに注目されるようになった。


 関連日記 チューナレスTVについて

 第1回目 2022年 7/18(月・祝)光ディスクの寿命について、人の寿命よりも長いM-DISC 新型コロナ情報 https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1982809962&owner_id=32437106

 第2回目 2022年9月9日付 iPHONE14の価格 softbankとau チューナレスTV その他夏のボーナス支給
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1983220503&owner_id=32437106

 第3回目 2022年10月7日付 人気のチューナレスTV(3)モスバーガーの人気商品 GEOがCD買取終了 観光支援策
 https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1983431848&owner_id=32437106


  第5章 光ディスクの寿命について 半透明になったCDディスクが話題

   1月17日(火)付け、ツィッター上では、経年劣化したCD-Rの写真が注目を浴びている。表面のコーティングがはがれ、透明になったのである。記録面の裏側は、傷などみあたらないものの、読み取りはできなかったという。つまり、表面のレーベル面が、記録層ごと剥がれ落ちた可能性が高い。

詳細記事 ねとらぼ 2023年1月17日付け (画像提供:@yishiiさん)
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2301/17/news070.html
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 CD-Rは、Windows95の登場により、受容が高まり、1996年頃には普及していた。記録容量は一般的に700MB、動画ではすぐに一杯になる。

 主にWORDやEXELのデーターを中心に、中にはレンタルCDからコピー用品として使用されてきた。

 現在、音楽では、スマホやMP-3などで聴く若者が多く、CD離れが進む。データー保管も、USB、もしくはクラウド上で済ませる場合も多い。

 無劣化保存を謳い文句に登場したCD-Rだが、直射日光や高湿度には弱く、記録層に影響が出やすい。

 長期保存には、しっかりとケースに入れて、縦置きがベストである。

 現在、1000年保存が可能と宣伝される「M-DISC」が、市場に出回っている。高熱や湿気にも強い。実験によると、丸一日水没したディスクでも読み取りが可能だったという。

 レコーダーでは、SHARPの機種が再生に対応している。

 関連日記 CDやM-DISCについて

 2022年7月18日付 光ディスクの寿命について、人の寿命よりも長いM-DISC 新型コロナ情報 https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1982809962&owner_id=32437106

 我々人の寿命は幅広く見て80年から100年、いくら千年保存できるとはいえ、遠い未来のことを考えて、購入する層は多くない。

 M-DISCは、現在業者向けとして販売されているという。

写真 掲載元 バックアップ・データ復旧 | GUARDIAN+R 2022年6月27日付け 最新更新日 https://www.guardian-r.com/blog/osusume/20190315/1739/
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 クラウド保存が一般的になり、多くのテレビにハードディスクが内蔵されるようになると、記録用ディスクの売上は下がる一方になった。

 クラウドは確かに便利とはいえ、保管側が急にサービスをやめてしまうと、データーの移行先に苦労を要する。またパスワードののっとりなど、セキュリティー問題も付きまとう。

 M-DISCを含めて、光ディスクの保管は、自己責任である。現在のCDやDVD、ブルーレイは、急な温度変化や直射日光には弱く、保管先には気をつける必要がある。より大容量のブルーレイディスクは、近年ハードコーティングされたとはいえ、傷の弱さに変わりない。記録面の引っ掻き傷により、読み込み不良が起きる。

 光ディスクの第一世代のCDが登場したのは、1982年10月だった。それからはや40年、スマホの登場により、クラウド保存が普及した。音楽業界でCDは、アイドルなどの握手会の参加権を含めて、セット販売が一般化した。今メディア自体も存続の岐路へと差し掛かっている。


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