ミスト

2007年　米

スティーブン・キングの中編を原作とする映画。霧に覆われた田舎町、スーパーマーケットに血を流した男が逃げ込んできた。霧の中に何かいる！都合、スーパーに立て篭もる。様子を見るため時々外に出る人はことごとく殺される。霧の中の怪物が人を喰っているいるようだ。流血シーンからは目を背けたくなるSFホラー。ほぼエイリアンじゃん、なぜ作った。

スーパーの中の人は電話やテレビで情報を集めようとしない。時代設定は不明だがモバイル端末はなくともテレビくらいあるだろ。立て篭もった人の中にはキリスト教狂信者もいて人々の対立を煽ったり、そのせいで殺し合ったりする。最後は絶望的に終わるのだけけれどなぜ映画にしたのだ、観る人の感情を揺さぶるためか。エンタメとしては二流。