半月山を目指す山行の中、途中の茶ノ木平にたどりついて、ひとまずホッと一息を入れる。
◎ウラジロモミ、シャクナゲ、そして山桜の花
ウラジロモミという希少種の樹林が標識と共に茂っていた（下の写真の上）。またそのそばには、シャクナゲの茂みも（下の写真の下＝左奥に見えるのが男体山の雄姿）。
茶ノ木平は天上の大広場という感じで、丈の低いササが生えるほぼ平坦な所だ。
進むと、笹原に山桜が咲いているのに出くわした（写真）。季節は、平地より１カ月以上遅れている感じだ。もう散り際に近い。
少し進むと、「自然観察教育林」の標識が見えた（写真）。所々にベンチも設置されている。水はないけれど、家族連れならここでお弁当を使えそうだ。
◎眼下に中禅寺湖、その奥には残雪の奥白根山
笹原をさらに進む。
時折シロヤシオの咲く木を眺めながら下り坂になる。樹間から、右手に中禅寺湖が見え隠れする（写真＝左にシロヤシオの枝と中禅寺湖、そして向こうに奥白根山、右に中禅寺湖スカイラインが見える）。
またトウゴクミツバツツジのピンクの花も目についた（写真＝トウゴクミツバツツジ。右のブナの木に大きなシカの食害痕。その左の木は枯れている）。前日の中禅寺湖北岸の高山よりシロヤシオの方が目立つ。ここでは、トウゴクミツバツツジは少ない。
◎木造の展望台兼休憩所に到着し一休み
やがて木造の展望台兼休憩所が見えた（写真）。茶ノ木平から４０分強、歩いてきたことになる。
ここで昼食をとることにした。手前の標識に、茶ノ木平から１．２キロ来たことが分かるが、ここから先はまだ遠そうだ。
木造のベンチに腰掛け、持ってきたお握り弁当を食べた。その美味かったこと。
小休止し、そこから中禅寺湖と奥白根山を撮影した（写真）。遮る木もなく、今までで一番の撮影スポットであった。
茶ノ木平からここまで、誰にも会うことはなかった。しかしこの後、僕は思わぬ事態にパニックになった。
注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
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昨年の今日の日記：「不屈の古参ボルシェヴィキ、２度のシベリア流刑を生き抜き、スターリン批判に結び付けた女性闘士、オリガ・シャトゥノフスカヤ：後編＝２０回党大会に道を開く」
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