奈良本洋二さんの個展『浮ついた沈殿物展』。展示の中心であり、体験できる作品である「寝つきのいい拷問」で吊るされた。
足をハーネスで縛り、チェーンで吊り上げられて行く。その過程自体が体験したことのないものであった。
吊るされると、背筋が伸び切ってしまい、それはそれで気持ちの良いものであった。
しかし、ブランと吊り下げられているのも良かったのだが、ポーズをとってしまうのは性だな。と言う訳で、膝と腰を曲げて何とかポーズをとった。
しかし、吊るされるのは、やはり負担が大きく、降ろされてからも調子が悪かった。
他の展示も、以前に見ていたのもあったが、改めて見ると面白いものであった。彼の頭の中を覗くような展示であった。
ギャラリー "isyokujy" も面白い場所であったし、中央線で通り過ぎるだけだった街で、これがなければ知りもしなかった上野原を訪れられたのも良かった。
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