アマゾンプライムビデオ、車中泊しながら映画を見ることが多いんだけれど、つまらないものもあって玉石混交。
映画というものは作り手のインテリジェンスをそのまま反映させる。
時代劇にしろ、歴史ものにしろ、考証が緻密でないと、一気に冷めてしまうが、最近は酷いものが多い。
例えば日本では結構評価が高い”シャトーブリアンからの手紙”というドイツ占領下のフランス、そこの収容所を描いた映画。
史実だということだが、小道具にろくな考証をしていないせいで、わけのわからないことになっている。
レジスタンスが使う銃はそんな時代にはありえない銃がでてくるし、とあるナチス高官がもつ時計に至ってはアメリカのTIMEXクオーツが出てくる。
当時のドイツ軍がTIMEXということにも呆れるが、なんとクオーツ、しかも防水ですよ。
ちゃんと勉強してほしい、当時のナチス高官だったら私物時計はスイス製だとか、あとは最低限、当時のドイツ国産、グリシンだとかA.ランゲ&ゾーネである。
このタイメックスの時計見て秒で見る気うせたわ。
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