mixiユーザー(id:1833966)

2021年11月19日05:28

82 view

矛盾だらけで悪評ふんぷんの岸田「10万円」給付

 岸田政権が、公明党のごり押しで決めた10万円相当の現金・クーポン給付は、筋の悪い政策のせいか、極めて評判が悪い。

◎子どものできない夫婦の「未達」感を逆なでする悪政策
 マスコミの世論調査でも、この措置を支持しないという人は、支持する人の倍近い。
 僕が接した人たちでも、そうだ。
 ある中年の女性は、「イラッときた」と不満をぶちまけた。彼女は、かつて妊活しても結局は子どもを持てなかった。
 つまり子育てしたくても、その機会が得られなかったのだ。今回の給付は、そうした夫婦たちの「未達」感を逆なでする。まるで、子どもができなかったのが、罪のようだ、と僕も同意する。

◎非正規・低賃金の独身者にも無縁
 さらにある非正規の独身の女性は、「なんで私たちはもらえないの」と息巻く。独り暮らしの彼女は、安い給料から住むワンルームマンションの家賃を払い、それを払うと、事実上、何も買えない、という。
 福祉という側面が全くない、ただのばらまき、だからだ。

◎夫婦併せて1900万円の層にも給付!
 それでいて、自民党が強く求めた所得制限も中途半端だ。年収960万円以上の世帯は給付の対象外だが、それは「主たる生計者の収入を基準とする」。
 だから夫婦共働きで、例えば夫婦の年収がそれぞれ950万円で、合計の年収が1900万円に上る世帯でも給付されることになる。まさにばらまき、だ。
 こんなリッチな層に例えば子どもが3人いれば、30万円だ。先の独身女性の方が、ずっと必要だろう。
 議論を呼ぶのは、「タダでくれる」という不公正さにある。それならもらえない層、しかも貧困層から必ず不満が出る。

◎信念の無い浮浪の徒
 そもそもこんな政策を決めたのは、岸田首相が悪い。彼は、昨年春の10万円給付の際も、自民党政調会長のとして政調で恵まれない世帯に30万円などを決め、それでは迅速さに欠くという批判を受けて、1度決めたことを撤回させられたことがある。
 つまり信念が無い、批判を受ければそれに流されるだけの主体性の無い浮浪の徒、に過ぎない。「人の話をよく聞く」というのは、それを美化しただけで、僕には「よく言うよ」としか聞こえない。

注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
 写真をご覧になりたい方は、お手数ですが、https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202111190000/をクリックし、楽天ブログに飛んでいただければ、写真を見ることができます。

昨年の今日の日記:「かつて飢餓と内戦に苦しんだエチオピアで、ノーベル平和賞受賞の首相のもと再びの内戦が勃発」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202011190000/

3 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年11月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930