おはようございます、月影TAKAです。
今回は「ガンプラの改造の問題」について語ります。
そもそも「ガンプラの改造ってどういうのを指すんだ？」と言えばかなり多いので初心者やガンプラについて詳しくない人達は混乱するでしょう。
大体簡単な部分でいうと「武器を持ち替える」「腕や足の一部を別のガンプラの物に交換する」というのも改造に該当します。
また、少しレベルを上げると「既存のガンプラのピンと穴を利用して追加パーツを取り付ける」「接着剤などを使用して増加装甲などを接着する」のも改造に該当します。
もっと言えば「ガンプラ用のパーツをイメージしてプラ板やパテで自作する」のも実は改造の範疇に入ります。
では「どうして改造の幅が狭い（画像内の0ガンダム、クロスシルエットシリーズ、ビギニングガンダム等の機体）」と批判を受けるガンプラができてしまうのかという問題になります。
これには「改造の解釈には大体3パターンの世代がいるから」となります。
大体不満を言うのは「一番新しい改造思考の世代」であり、ガンプラの欠陥性を生み出しているのは「一番古い改造思考の世代」だからですね。
ではこの3パターンの世代について説明します。
改造最初期世代⇒別名「川口名人世代」の人達。昔の接着剤を使用した300円ガンプラ世代とも言える世代であり、「改造なんて武器セットがあればいいんだよ（笑）。テクがあれば作り込めや」という発想を押し付けてくる世代です。
改造中期世代⇒大体Zガンダム〜ガンダムF91当たりの世代。ギリギリ私もこの世代の半分かかっています（ガンダムF91あたりで幼稚園児でした。シルエットフォーミュラーのビギナゼラが当時新商品で幼稚園児で欲しかったのを覚えています）。
この世代は「脚や腕の構造が大体規格統一されていてピンと穴が合えば部位を交換できる」事を知っている世代となります。なので、「ガンプラの大量買い」をしているのも大体はこの世代です（改造の為には部位ごとである程度持っている必要があります）。武器に関しても「武器が欲しければその武器がついているガンプラを買え」が基本。
大体上記の「改造最初期勢」が親分こと上司でいる状態で、この世代が「部下＆手下」としてガンプラを作っている感じです。
しかし、この世代はあまり「規格」というのを考えないのも特徴です（合えばいいんだよ。天に任せろよ）。
改造新世代⇒大体始まりは「G-UNIT」あたりからスタートした世代（98年あたり）であり、昨今の鉄血のオルフェンズやビルドダイバーズシリーズの機体概念の一部もこの世代の発想の物が多いです。
かくゆう「ReviveシリーズがどうしてReviveと言うのか？」もこれに起因しています。ようは「この世代をターゲットにするために古い改造世代の言い分を一部削ったキット」という解釈ができるからですね。この世代の考えでは徹底的に「規格」が優先されており、この拘りが上記2世代と対立する原因となります（実は私もこっちの世代が本命時代であり、このキットの発想の根本はGガンダムから続く旧1/144の500円キットと言われています）。
この世代の解釈では「バックパック・5体（腕や脚）・武器・カスタムパーツ全てが共有できて自由に改造できなければ嫌」という改造の自由度を優先してくる法則があります。
逆に言えば「改造最初期世代とは発想が真逆」であり「改造テクでピンを作り直すなら、ガンプラを設計する側が初めからピンの位置を合わせておけよ（怒）」と言い返すくらい平然とします。
また「脚や腕にカスタムパーツを付けれないのも欠陥品」という解釈が正義となっています。
簡単に言えば「パーツを後付けするためにピンバイスで穴を空けること時代が邪道。そんなことをするくらいならモールドに似せて取付用穴を腕や足に付けとけよ」と反論をかまします。
大体「ガンダムレオパルドダビンチ」というビルドダイバーズトライのキットはこの発想の究極点にいるようなキットと考えられています。
そして、この世代の求める改造パーツというのは「腕や足に自由に違和感なくつけられる改造パーツ」であり、腕なら「ハンドグレネードランチャーやハンドミサイルランチャー」等になります。
クロスシルエットZガンダム等は「武器の種類も少なければ互換性のあるカスタムパーツはもっと少ない」という問題から「これらの改造バリエーションを怠った残念なキット」と解釈されている可能性がある。
脚の場合はいあわば「ジム�靴竜咼僉璽帖廚澆燭い覆發里魎�存の後付け改造でできる仕様ですね。いわば「ガンダムNT-1アレックスみたいな高機動スラスターを後付けできる脚」みたいな感じでしょうか。
本来は「ビギニングガンダムの構造では可能だったはず」なのですが、バンダイもそこまでの発想が無かったのか、上層部の角川が「売れない」と決めつけて出さなかったポンコツ共なのかは不明です。
なお、これらの「互換性が狭い問題」はビギニングガンダムだけではないという事です。
特にガンダム00シリーズは必然的に「GNドライヴ・GNコンデンサー」という動力炉事情からバックパック改造がかなり難しいか少ない事情があります。
なので、ガンプラの出来や作中の性能は大体は「機体の基本性能」が大半となっておりカスタマイズの自由度がかなり低いというのが角川ガンダムの弱点とされています。
今日はこんな感じです。
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