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2021年11月01日07:44

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速報総選挙、自民微減、立民も微減、共産微減の敗北、維新が約4倍増の大躍進

 岸田政権となった初の衆院選は、10月31日に投開票され、自民党が予想どおりの小幅議席減の261議席となった。選挙前から15議席の減である。単独過半数維持とはいえ、岸田自民党はマーケットばかりか、有権者からも低い評価に留まった(写真)。
 これも、予想どおり、僕の支持した第3極の日本維新の会が4倍増に近い41議席を得て、公明党を抜いて第3党に躍進した。

◎立民、意外の伸び悩み
 意外だったのは、悪魔の共産党とも手を組んだ予想外の立憲民主党の不振だった。事前の選挙予測では、野党共闘の勢いで130議席もという予想があったが、蓋を開けると議席は2桁の96に留まった。
 所得税減税や消費税減税といった有権者への大幅な負担減を訴えながら、給付金などの大幅なばらまきを公約したペテンが有権者に見抜かれると共に、支持者のうちの穏健保守層が共産党との教頭を嫌い、一部が維新に流れた結果だろう。

◎岩手3区の小沢、茨城7区の中村喜四郎、小選挙区で落選
 立民の不振を象徴するのは、岩手3区の大ボス小沢一郎の落選だ。3区ばかりか岩手県全域に政治力の及ぶ小沢は、今回18回目の当選(むろん全議員中の最長老となる)を目指していたが、ついに3区で落選した(比例で復活当選)。政治的影響力は、大きく衰えるに違いない。
 また立民では、茨城7区の中村喜四郎も小選挙区で落選した(比例復活当選)。中村は元自民党の建設族で、ゼネコン汚職で有罪となり、収監・服役の過去を持つ。自民党に復党できず、しばらく無所属でいたが、いつの間にか立民に入り込んでいた。
 立民も、小沢といい中村といい、ダーティーな議員を抱え込む矛盾に直面している。
 また大阪10区の副代表の辻元清美が小選挙区で落選、比例でも復活当選できなかった(写真)。うるさいだけの金権腐敗女の敗退は喜ばしい。

◎自民も甘利幹事長、石原派の石原伸晃氏が落選
 ダーティーな議員と言えば、神奈川13区の自民党現幹事長の甘利明氏も小選挙区で落選した(比例復活当選)。党務を仕切る現職幹事長の落選という不名誉さに、甘利氏は幹事長の辞任表明をした。今後、自民党内はナンバー2である後任幹事長選びに揺らぐ。
 大物の落選では、この人を置いて他にはいない。
 東京8区の石原派のボス石原伸晃氏が落選したのだ。当選者との大差に、石原氏は比例復活もできずに浪人、「タダの人」になる。ボスの石原氏が落選したことで、石原派は解体か休止となる見込みだ。

◎共産党、野党共闘不発、党勢微減で、党内に亀裂か
 立民に媚びを売ったその共産党も改選前を下回る10議席に沈んだ。野党では第4党への転落で、影響力は大きく削がれる。
 この党は、立民さえ一目置く強い組織力を誇るが、党員の高齢化は否めない。街頭宣伝している場面を見ると、ほぼ全員が年金受給年異例者ばかりである。
 立民の有力な小選挙区で80人ばかりの立候補者を下ろし、立民支援に回ったが、肝心の立民の伸びが見られずに不発になった。
 小選挙区で候補を絞ったことは、その選挙区内の党員・党支持者の動員に影響し、肝心の比例区に票を集中できなかったことになる。
 立民にすり寄る志位の戦略は、失敗で党内に亀裂を生む可能性がある。

◎維新は全国政党へ
 10月22日付日記「僕が長年の自民党への投票を止め、維新の会に乗り換えた理由:期日前投票で」(https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202110220000/)のブログでも述べたように、今回、僕は期日前投票で数十年ぶりに自民から離れ、日本維新の会に投票した。僕のような保守支持派は、分配重視のリベラルな岸田自民党から離れて維新に流れたのだろう。その維新が41議席と大幅増となったのは、素直に嬉しい(写真)。
 維新と言えば、これまで発祥の地の大阪、その周辺の近畿に議席が限られていたが、今回は全国化した。
 他の党は、公明党が微増の32議席、国民民主党も微増の11で共産党を上回った。国民民主党は、立民に追随するような姿勢をあらため、独自性を強めて、かつての民社党のように保守にも目を向ける「是々非々」野党となってほしい。

注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
 写真をご覧になりたい方は、お手数ですが、https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202111010000/
をクリックし、楽天ブログに飛んでいただければ、写真を見ることができます。

昨年の今日の日記:「日本の保守は共産党、立憲民主党!? 若者層から見放されている左翼の十年一日の思考と行動」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202011010000/
昨年の明後日の日記:「南部アフリカのサバンナを生きるイヌ科リカオンのコミュニケーションは『くしゃみ』」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202011020000/

注 所用により、明日の日記は休載します。

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