これは思い入れのあるアルバム。
初出は1985年のアルバム「GORILLA」と翌年の「SELF CONTROL」のリリースの間に発売されたものであるが、後年CDで再発された時にレンタルレコード屋さんでダビングして驚いた。
知人から借りた「バンパイアハンターDオリジナルサウンドトラック」は実は、実物のサントラとこの「TWINKLE NIGHT」を繋げて作られたテープである事を知ったからである。
知人が僕に渡した90分テープは実は編集済みで、
サントラにこのアルバムを連結していたのである。
まだ中学生だった僕が菊池秀行の、いや
イラストの天野喜孝に興味を持ち始めている事を知った知人、
実は後に交際する彼女になる人物だが、
その人がコソッと編集してくれていたのである。
因みに僕がTMで最も好きな楽曲が
このアルバムに収められている「Your Song」であり、
小室の鬱屈した野望と言うか才能と言うか
まだ世間に認められる前の彼の凄いところが全部凝縮されているような
楽曲であった。
また、コアなTMファンから絶賛されているが、
どう考えても駄作にしか思えない知る人ぞ知る名曲「エレプロ」こと
「ELECTRIC PROPHET (電気じかけの予言者)」もこのアルバムに収録されている。
余談になるが、この知人とは長く友人関係であったのだが
ある時、友人関係のまま交わる事になって
それまで溜め込んでいたお互いの想いをぶつけ合うという
何とも言えない体験の相手となった人物である。
このアルバムのやり取りをしていた時に
既にお互いに憎からず思っていたのであるが
それを確かめつつ、結ばれたのは更に8年余り後の事。
そりゃ燃えるよねぇ。
中学生の時は同じ委員会で度々顔を合わす間柄だっただけで
「顔見知り」に毛が生えた程度の始まりだった。
僕が密かに思いを寄せていた女性は、実は僕の親友の事が大好きで
親友もその女の子の事が好きなのは知っていた。
それを知ってしまったので、その子を応援すべく、
親友とくっつけようとして居たのであるが。。。
その女の子の仲良しの姉貴分が彼女だったりして
色々とそういう縁もあった。
ただ、彼女は僕がその女の子の事が好きに違いない、と確信していて
想いを伝える事は無かったのだそうだ。
僕は僕で女の子か親友か、と言われれば
迷うことなく親友を選ぶわけで
中学生の恋愛なんて「おままごと」くらいにしか考えていなかったので
その辺りは軽かった。
しかし、僕はその当時はホームルーム的な時間が大嫌いで
「○○委員」を決めるのに、いちいち推薦したり投票したりするのが
面倒に感じていたのである。
そこで「立候補?」と委員長が募って1分経って誰も出て来ないと
通常なら、皆が推薦などしたりして決める手順を全部省いていた。
「整美委員に立候補される方!」
と委員長が叫んでから流れる無意味な沈黙。
「じゃ、俺がやるわ」で即決。
委員長と副委員長は直ぐ決まるのだが
放送委員、整美委員、保健体育委員、図書委員。。。などが
決まるのが遅いのである。
ある年は、上記4つを掛け持ちする事になったのだが
流石に担任の先生が
「それはアカンやろ」と茶々を入れてきた。
「そのくらいの自治は認めるべきでしょ」と意に介さず掛け持ちしたが。。。
もう委員会の時期になると目が回るような忙しさでだったのである。
そうでなくても部活のキャプテンもしていたので
放課後は怒涛の毎日だった。
委員会の開催日や時間も僕以外に掛け持ちしている人が多少いたので
少しずつずれていて、そのお陰で会議が数珠繋ぎだったのである。
そのお陰で、後に彼女と結ばれる事にもなったし
仲良しの先生も多数出来て、後に起きる忌まわしい事件でも
追い詰められずに済んだのである。
しかし、それはまた別の機会にしよう。
という事で格別に思い入れはあるものの
そして小室の才能の一端を知る機会となった記念すべきアルバムではあるが
あの曲「Get Wild」が世に出るまでは殆ど知られなかった存在である。
評価 ★★★〜★★★★
1.「YOUR SONG (TWINKLE MIX)」
2.「組曲 VAMPIRE HUNTER D 魔物たちの夜〜Dのテーマ(登場)〜吸血鬼リイ伯爵〜Dのテーマ(別れ)〜約束(パートII)」
3.「TWINKLE NIGHT (あるひとりのロマンティストの生誕)」
4.「ELECTRIC PROPHET (電気じかけの予言者)」
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