この日は2年振りに鉄道模型コンテストが一般開催されるので出掛けた。昨年は開催されるもオンライン開催なので参加せず、今年もチェックが漏れていたので直前になって気付く事になってしまった。予約制なので焦るも無事に予約が出来た。ただ2時間しかいられないので時間的に見て回れるかと言う心配も抱えながら会場へ向かう。この日は田無付近まで自転車を使い新宿線で新宿へ向かう予定であったが、雷雨の可能性があるとの予報を受けて地元駅からの出発となった。急遽予定を変更した事で出発が遅れ新宿線急行を使う事が出来たが、15分程度遅れてしまった。
入場すると先ずは高校生コンテストから見て回る。今回はレイアウトを接続せず単体での展示となった。レイアウトを接続すると人も密集するので感染症対策としては良いが、走っていてこその鉄道模型だと思うので橋脚を使い線路だけでも繋げて欲しかった。作品を見ると走行可能なのか疑わしいものもあるだけに公平性を期すためにも走行展示をして欲しいものである。線路を繋げない事で直線・曲線レイアウトの数を気にする事がなく、好きな方で出展出来ると言う点は良くなった。出展者がブースで対面PRをする事が出来ない事もありPRタイムを設けたのは良いがステージへ運んでのPRなので作品が移動しているものもあり不便さも感じた。ただリモートで参加する学校もあり時代の変化を感じた。
続いて一畳レイアウトを見ると5作品しかなかった。感染症対策で人が集まれないので制作が厳しいと言う話を聞くが、一畳レイアウトを作るにはそれなりの人数が必要となる。その為参加数が減るのは仕方がない事ではあるが、出来は例年と遜色がない。モジュール部門も含めて従来の高さを競う様なレイアウトが無かったと言う点は変わった点である。さすがに制限が出来たのかと思われるが、その中でどこまで出来るのかと言う点がポイントとなった。
その後HOゲージ車両展示、今年から始まったミニレイアウト、T-Trekモジュールの展示の他作品制作のブースもあった。ミニレイアウトは10�兒擁�程度の大きさなので線路脇の小物を作る程度になるが、数が多いので見栄えがする。T-Trekは一般参加のレイアウトであるが、数は減ったとは言え独創的なものが多いのは相変わらずであった。会場を一回りしたところで時間になったのでKATOのブースを見て引き上げる事にした。新製品のコーナーではN700系Sや東武8000系等が気になったがそれ以上にE257系2000番台2500番台踊り子が気になった。先日改造して作ったが、今秋に発売と言う事でどれだけの出来の差があるのかと言う点は気になった。しかし車体のみの展示でパーツなどがない状態だったので1.2ヶ月で発売出来るのかと言う印象を受けた。発売が遅れれば遅れる程私の作品の優位性が上がると言う複雑な心境となる。物販ブースでは気になるものがなかったのでそのまま引き上げる事にした。
その後新宿の模型屋巡りをした後ホビーセンターKATOへ向かった。会場でのPRがあった為か夏休みの為か通常以上に人が多かった。ここでも新製品のチェックをするも気になるものはなかったので帰宅する事になった。
昨年・今年は様々な特殊事情により通常とは異なってしまったが、来年はビッグサイトが使えるので例年通りの開催となると思われる。来年の感染症状況が気になる所ではあるが、この様な状況でもビッグサイトのホール半分程の規模で開催出来たので出展意欲は問題がないと思われる。
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