組織的ドーピングの指摘を受け
WADA(世界反ドーピング機関)から、
国際大会からの排除を受けているロシアの選手だが、
「国としては出場できなくても個人として出場できる」
という謎の裁定で、
6月16日現在、
本当に開催されるのかどうか信じきれない東京五輪(7/23開幕目論み)
に10名ほど参加する予定だ。
高度化するドーピング隠しに対して、
抜き打ち度、精密度を格段にアップさせたドーピング検査は
五輪に限らずあらゆるスポーツシーンで行われる状況であり、
「アスリートと生活」は極めて不自由な関係性になってしまっている。
ロシアがソ連時代から通じて、
国家ぐるみで薬物によるスポーツ記録の向上を目指していた事は
どうやらまぎれの無い事実のようだが、
それ以外のスポーツシーンにおいてもこれは同様であり
「ドーピングは排除する」方向で足並みは揃えられている。
つまり、大前提として
「薬物の力を借りてスポーツの成績・記録向上を目指さない」
という点については、幸いにも異論は発生していないのである。
ところが、である。
違反物に相当する物の定義が厳格化した時、
一般の食生活に含まれるものも該当している点について、
充分に議論、検討されて来たとは言い難い状況なのである。
そして日常的に違反対象の成分は増え続けており、
選手たちは、記録を伸ばすのと同時に「違反物リスト」についても常に学ばなければならないのである。
家畜を育てる時に使う薬品や化合物にも「違反物」を含まれており、
うっかり口にした肉や野菜の中にその成分が含有しているだけで、
下手をすれば選手生命を奪われるほどの期間の出場停止処分を受けるのである。
これを「気の毒」とみるか「選手なら当然」とみるかは、
貴方の普段のスポーツとの関わり方と関係する。
多くのアマチュアスポーツは、
アスリートとしてではない生活と並行して行われている。
仮に「アルコール」や「喫煙」が禁止薬物だとすると、
スポーツする者は殆ど居なくなる位である。
それは極論だとしも
「成長ホルモン」を投与した家畜の肉に
ホルモン剤が残留していると指摘されれば、
市販の加工肉製品は二度と口に出来なくなる事に我々は気付かねばならない。
既にアスリートには浸透しているが、
「これは〇、これは×、これは△」という食品リストに基づいて
日々食事する必要があるのである。
言い換えればアスリート御用達のお店以外での外食は事実上出来なくなるのである。
果たしてこれは正常な状態なのだろうか
僕はPCR検査ではないけれど
競技会前後の検査以外は必要ないと思うのだ。
真っ当な食事が何であるか、今一度考えたいところであるが
化学物質や添加物がない食事なんて一般的じゃないだろう?
これはロシアが悪いのか?
或いはである。
スポーツが神聖だからそうすべきなのか?
ログインしてコメントを確認・投稿する