〜ナショナルジオグラフィック2021.5.20〜
現代のがんによる死亡者のうち骨に転移している人の割合は3人に1人から2人に1人であり、CTスキャンで骨のがんが検出されるのは75%程度である。
こうした数字を中世の遺骨に適用したところ、産業革命以前の英国人が生涯でがんにかかる確率は9〜14%だったと推定された。
この値は、従来説の約1%に比べて10倍にもなる。
今回の研究は、中世の病気にまつわる固定観念を揺るがすものだ。
これまでは、感染症、栄養失調、そして戦争や事故による負傷が、中世の3大疾患だと考えられてきたからだ。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/21/051800237/
【生命の歴史は・・・病気との闘い】
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