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2021年05月25日04:44

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落語の徒然

今日本橋界隈が再開発されている。
江戸時代は遊び、洒落の世界です。看板は店の顔、落語の中に洒落が出てきます。
江戸の商家、職人は大店を除き、入口の障子に店の名前を書き看板にします。
「鏡屋女房」田舎から江戸(大阪)見物に出てきた皆の衆、入口の「おんかかみところ(御鏡所)」を見て、「御かか見所」と勘違い田舎に帰り土産話にします。翌年、同じ店が、「ことしゃみせん(箏三味線)」を見て「今年は見せん」と勘違い、がっかりして帰ります。
湯屋の看板
矢は「ゆ」とも呼び「弓削(ゆげ)」的を射た矢で「湯入る」又は表の板に「わ」裏に「ぬ」沸いた、抜いた
餅屋の看板
木の馬、「荒馬」あら旨い
質屋の看板
将棋の歩で「金に成る」「金銀に変える」
昆布屋の看板
富士山の看板、昆布を「みずから」と呼び昆布に山椒を絡め「見ず辛」
又富士山は、琵琶湖の水から生まれたとの伝説から看板に成りました。
両替え屋
分銅の看板 金と銀を計り交換した事から看板に成りました。

室町時代は、うだつの横に揚げた看板は、江戸時代の最初は昇りから始まり、店の前に布地で下げる暖簾のような物が多く有りました。
色は紫が好まれ、此は藍が、洗うほどに色合いが鮮やかに成り虫除けに成った為の好まれました。

落語のネタ「紺屋高尾」
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