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2021年05月13日22:08

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サディスティック・ミカ・バンド「天晴」

再三述べているが、僕は「教授」こと坂本龍一のファンである。
彼のファンであるからこそYMOを聴き始めたのであり
坂本龍一に引かれてメンバーの高橋幸宏やハリー細野の音楽を聴く事になったのである。
高橋幸宏はソロ作品ではセールスに恵まれておらず
細野は音楽界の重鎮として多くのヒット作品に支えられているものの
結局は坂本龍一の一撃のパンチには敵わないというか匹敵しない。

このアルバムも久々の再結成時に坂本が参加し
僕が愛聴していた坂本のラジオで遠慮がちに彼が勧めるものだから
聴いてみたのだがゲストに坂本龍一が加わった曲などがあって
実に質の高い一枚となっている。
初期結成時はボーカルが加藤和彦の妻のミカだったから
このバンド名になったのであるが
再結成時には離婚していてボーカルはモデルの桐島かれんを起用。
桐島と言えば桐島ローランドの兄であり
母親は作家の桐島洋子という事で注目されていたモデルである。

まあ、歌も上手いしバンドには合った声質だとは思ったが
ミカとはえらく違う。
コンセプトアルバムとしては実に出来は良かったが
次回作が期待できない事は既に初めて聴いた時から感じていた。
僕はどういうわけか、このアルバムを録音したテープを
擦り切れるまで聴いて、テープが切れた後は放置していた。
先年、CDを購入して音源を手に入れるまで
20年近く聴いていない時期があったが
再び聴いた時の満足感は大きかった。
1989年の作品である事を割り引いても
今でも十分に聴き応えのある素晴らしいアルバムである。

評価 ★★★★〜★★★★★

「Boys & Girls」
「脳にファイアー!」
「薔薇はプラズマ」
「賑やかな孤独」
「暮れる想い」
「42℃のピクニック」
「ダシール・ハメット&ポップコーン」
「UN COCO LOCO」
「愛と快楽主義者」
「7 days, at last!」



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