分からないならだまっていたほうがマシ

変異ウイルスN501Yが大阪などで猛威を振っているが、この変異ウイルスは従来のものと比べて感染力が高い。国立感染症研究所の分析によると従来とくらべ1．32倍である。

最新のニュースでは東京でも罹患者の61％がこの変異ウイルスとされている。

気になるのは後遺症である。

N501Yに限ったことではないが、コロナは例え回復しても、頭のもやもや感、抜け毛、咳、などが報告されていて、一番問題なのはだるさが抜けず、物忘れが激しくなるなど社会復帰が難しくなるところである。

一方どうかと思うのだが、この段階になっても無責任な芸能人、例えば野田洋次郎などがわけがわからない発言をして若者を煽っている。

＞「ここ1年間の考察や反省や説明が何もない状態で3回目の緊急事態宣言なんて聞く気になれねぇという気持ちにどこかなる」

＞「行き当たりばったりの政策のように感じ気が滅入る」

彼以外にもどこかこのコロナ禍を軽視したような日本人を見かけ、中にはインフルエンザと同じと言い放つ人までいるが、この際こう言ったコロナへの無関心こそがコロナ自体よりも恐ろしいと個人的に思う。

そういう無関心な人こそが罹患してコロナを撒き散らす元凶になっているからだ。

インフルエンザで抜け毛が起きるだろうか、肺の機能がここまでそこなわれるだろうか。

今コロナについての論文は世界中の科学者がその知恵を絞って発表している。

政府の発表が気に入らないなら自分で調べてみるべきである。信用できる情報ソースがそこらへんにある。

このブルームバーグの記事は特に参考になる。

日本より一歩先駆けてワクチンの接種を広げているイスラエルはこの4月にもワクチン接種者を中心に罹患者が激減している。

どうすればいいか、何が必要か、政府をどう国民が動かせばいいか、調べればそこに答えがある。

分からない　疲れた　気が滅入る　

そんな無責任なことを言う前に自分で情報を集める努力こそ必要だ。

https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-04-19/covid-rates-dip-by-age-group-as-each-received-shots-study-finds