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2021年04月12日20:44

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ワクチン?

■ワクチン2回接種後に感染=石川県の派遣職員―新型コロナ
(時事通信社 - 04月11日 20:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6480118




やっぱり容易く予防できないよな〜




そういえば、学生時代、鳥インフルエンザってのが流行って、休講になった。




さて、そこから幾星霜を経て、再び世界規模の疫病に悩まされる事になる。




僕が思うことは、この世代になると、なるようにしかならない、という事であった。





学生時代、アホみたいなのに攻撃された事があって、その時は、事を大きくしたくない一心だった。



そして相手もそれを見抜いて、「こいつになら、こいつが悪いって事にしてもいけるだろう」
と思っていたことだろう。



何が悪いかって、そういう手合い同士がかばい合う集団に俺がいたということだった。この時、俺は「恩を仇で返す」ヤツがいるなんて、ほとんど想像できなかった。だが今思うのは、というか、「恩を仇で返すマネをするヤツ」だから、そいつにとって、そんなとこしか居場所がないのであった。道理である。類は友を呼ぶ。逆もまた然り。


この時代、「何も自分は持ってない」と考えてる時分であった。高校で友達の輪も広げられなかったので、何が何でも「集団」にいなくては、と考えていた。



だが、「どのような」集団なのかは選べよ、というのは今でも思っている。個人的な話になるんだけど、当時「フォーソン」「軽音」って二大音楽部がうちの学校にあった。この二つは交流がある。ビジュアル、内輪で楽しむフォーソンか、体育会系、ごちゃまぜの軽音か、それぞれのカラーがあるが、その両方でも、気が合わないのもいれば、合う人もいた。





軽音の時、部を離れようとした時、「カトーは…フォーソンに移るって話が…」と先輩に言われた。真実はともかく、良い選択だと思った。実際、話の合う人もいたし、僕のカラーにあうのか?とも感じたからだ。




ただ、自己肯定感がドン底だった当時の俺は、その選択をしなかった。代わりに、特に印象にもない「jazz 研究会」へと向かう事になった。



新歓で、最後の最後で花を持たせてくれたメンバーを惜しみながら、俺は軽音を離れ、件のサークルへ入った。



それが間違いだった。





多くの場合は、物事は必然である。しばらくすると、部員の陰口合戦が聞こえてきた。



気の合う人が、いるにはいたが、もれなく全員辞めた。きっとこの団体に残るのは「居場所がなかった」人たちなのだろう。ミーティングの名目で集まっては、日常の傷を舐め合っている集団だった。必然である。「そういう性質の人間」しか集まらない。面白くも、カッコよくもなく、そしてネクラの。




ふと、俺は思った。そう言えば、この「jazz研」を知ったキッカケとは何だったか。そうだ、ここの部長とつるんでいた、高校時代の「知り合い」が発端だった。そして僕はゆっくりと、この
「知り合い」がどういうタイプの人間だったのかを思い出した。そこに映っていたのは、高校時代、気分次第でターゲットを決めて、ゲラゲラせせら笑っていたヤツらに「便乗」して笑っていた男だった。では質問だが、こいつが例えば当時、水嶋ヒロのような男友達とか、彩香のような女友達がいるか?答えはノーだろう。俺が知らないだけかもしれないが、同類は同類としかつるまない。俺は、こいつの隣にいた部長の目に宿った「にごった光」を見逃さなかった。



だが、見逃さない事と、私が当時「自分を守る」事が出来たかどうかは別であった。おおよそ、何か事件が起きたとき、「何故、防ぐことができなかった」という論が人口に膾炙するが、もちろん結果論である。多くの場合、着目すべきは、被害者の「心の弱さ」である。そして、この集団に限らず、ネクラの集団だからと言って、私に寛容であるとは限らない。差別は、単に差別する者と、差別を受ける者とに二元化する事は容易くない。差別される者が、差別しない者を排除しようとする事も、ままある。


要するに、当時僕が持っていた「心の弱さ」と、彼らが持っていた「卑屈さ」は、また別物であった。ある夏の日、夏季休業に入る前、俺は部長に呼びだされた。内容は、統括すると、「俺の楽器演奏」は、学際に出せるレベルに達していない、との事であった。



薄々予感はしていた。何故なら、「jazzが好き」などと言える者が、他意はないが、理解出来なかった。マキシマム ザ ホルモンが好き、オアシスが好き、RADWIMPSが好き、木村カエラが好き…それぞれ好みは違えど、音楽をしたい者は、それぞれ、自分の性にバチっとハマったモデルに憧れ、そのひた向きさに熱狂するのだろう。



ただ「jazzが好き…?」という点だけは、俺はこのメンバーが理解できなかった。まあ、jazzというのは口実で、要するに、居場所ができたら何でもも良かったのだろう。



学内の友達に相談したら、十中八九、「そんなとこ、おらんでええやん」と返ってきた。今ならわたしもそう思う。だが私は、長年の「辞める恐怖症」により、どんどんドツボハマっていくのである、抗いがたい潮流のごとく。



得てして、平素より疎外される人間は、良くも悪くも「異色の者」を排除しようとするか、下に置こうとする。当時、同い年、1コ下、色々いたが、共通して言えるのは、俺と人種が違うという事であった。結局は、恩を仇で返す集まりである。いや、もしかして、俺が「恩」などと勝手に思っていたか?もう二度と会わない手合いであろうが、ここで分かったのは、嫌なタイプにも2種類いる。「尻上がりに仲良くなる」か「どんどんボロが出てくる」かである。


この経験が、僕にとっての「ワクチン」になるのかもしれない。即ち、こういう骨折り損の経験が、その手の「危険」を未然防止する力となるのか……




ささやかな救いだったのが、Facebookで、この手の連中と、軽音、フォーソン、必修クラス、文化会キャンプでツレなど、僕のお世話になったメンバーが、ほぼ全然繋がってないっていう部分であった。やっぱりな、というか当たり前だ。



自分でここまで書いてて、かなり気分が悪くなった。嫌なヤツに費やすエネルギーって、やっぱり不毛だよな。見てくださった方々にも、この場を借りて、お詫び申し上げたいーーーー













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