「私をくいとめて」

第33回東京国際映画祭 TOKYOプレミア2020部門 観客賞／東京都知事賞受賞作品で、芥川賞作家・綿矢りさのの同名小説の実写映画化です。アラサー独身女性と年下男性の不器用な恋模様を描くラブストーリー。

「勝手にふるえてろ」の大九明子が監督・脚本。のんと林遣都が初共演し、おひとりさま生活を満喫する女性と年下男子の不器用な恋の行方を描き出しています。何年も恋人がおらず、ひとりきりの暮らしにもすっかり慣れた31歳の黒田みつ子。そんな彼女が楽しく平和に生活できているのには、ある理由がありました。彼女の脳内にはもう1人の自分である相談役「A」が存在し、迷った際にはいつも正しい答えをくれるのです。

みつ子は取引先の若手営業マン・多田に恋心を抱く。かつてのように勇気を出せない自分に戸惑いながらも、一歩前へ踏み出すことを決意しましたが……

みつ子の親友役で橋本愛が出演、心の声「A」の中村倫也。のんは実年齢27歳、まだまだ可愛らしく、おひとりさま生活を送る31歳には見えないのですが、まじめにコミカルに演じていて、共感はできました。