アッ…縮圧力

最近…　でもないのだが、ドカちんの温間時の始動性が悪い。
（冷間時はフツーに始動可能）
点火系統や燃料系統、温度センサなどを疑ってはみたのだが
特に問題は見られない。

だとしたら…　圧縮圧力が胡散臭い。
正直、現実の結果が出ても受け入れたくはないのだが。
まあ、計測してみようか…

試しに、冷間時の圧縮圧力を計測してみる。
点火プラグ２本を外し、計測したい気筒に計測器をつける。
インジェクション車なので、燃料ポンプのヒューズを抜いて噴射を止める。
そして、スロットルを全開にしてセルを回す。
きゅるきゅるきゅるきゅる…

リチウムバッテリーの都合で、ウォームアップ前のセル回転はさほど速くない。
この時点での計測値が…　約７ｋｇ/cm2。
なんだか、おかしい…　やはり暖機後も計測してみなければ。

バルブやピストンリングの熱膨張、バッテリーの活性化などの要素を加えねば。
近所を軽く走って、暖めて帰還した後に再度計測…
前後共に、８ｋｇ/cm2になった。　どっちにしても、かなり低い数値だ。
さあ、これからの行く先が真っ暗だ。　どーしよーか？

ちなみに、サービスマニュアルには圧縮圧力の規定値が記載されてない…
イタ公、何考えてんだか。