mixiユーザー(id:14108240)

2020年11月28日15:48

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見て、見て、見て!

Go to travelで加賀に行った時、ホテルで地域振興券27000円分のクーポン券をいただいた。
身分証明書の提示を求められたから何のために?と思ったらそういうことだった。
そりゃあそれなりの金額だし、予期してなかったことだったから嬉しいではないか。

ところが地域振興券なので使える場所が限られてて、北陸3県のみ。しかも使えるお店も限られているし、さらに有効期限はわずか3〜4日間。
3泊4日の旅の間に使い切らなければただの紙屑になるそのクーポン券は、まるで狐が木の葉をお札に変えたようなもので、魔法が解けたら木の葉に戻ってしまいますよ、というようなものだ。

真っ先に一人10000円のパラグライダーの料金がそれで払えるか聞いてみたが残念ながらNOだった。

さあ、そうなると27000円は何に使えばいいんだ?
我々が泊まったホテルは加賀の山代温泉という鄙びた温泉地。
温泉地としては歴史があるようだけど、売りは魯迅の記念館くらいで土産品売り場や和菓子の店くらいしかクーポン券が使える店はない。

それじゃあとパラグライダーを楽しんだ後、金沢まで足を伸ばし、駅前にあるファッションビルのイオンに入った。

けれど格別欲しいものはない。
欲しいものはないが、見たら欲しくなる物があるかもしれないと、1階から3階までつぶさにテナントのお店を見て周ったけどやはり無い!

仕方がない。それじゃあバッグでも…と思って、もう一度各階のブティックを見て周り、ようやくクーポン券の金額で買える半額セールのバッグを見つけた。
デザインはイマイチだったけど、この際そんな事言ってられないと「これ、ください!」と言ったら、その店はクーポン券が使えないお店だった。

そこでまた店内を歩き周ってやっと見つけたバッグを買った。
急いでいたので色とデザインとクーポンで買える値段が決め手で買ったのだが、ホテルに帰ってバッグの中を見たら裏地も間仕切りもなく、要するに合皮でできた竹籠?みたいなバッグだったのだ。

でも私はくじけない!
めげない、負けない、諦めない!

実はホテルで毎日いただいたアメニティを包んだ風呂敷が、バッグの裏地に使える!と閃いたのだ。
縫い付けることはできないけれど、帰宅したら早速風呂敷をバッグに合わせた袋にした後、両面テープで留めてみた。
するとこれがなかなかの仕上がり。

すっかり気をよくした私は次に同じ風呂敷でクリアファイルを包んで、間仕切りも二つ作ってみた。
goodだった。

かくしてバッグは見事にバッグ・シャンになった。
見て、見て、見て!

これはハンドバッグのサクセス・ストーリーである。
めでたし、めでたし。
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