ふと湧き出る想い

〜カナブンやカブトムシは手づかみできるのに
カマキリはどうしてもつかめないのは何故？〜

あの逆三角形の顔の上両端にある黄緑色の眼の黒い点で
ロックオンされるから？

それとも捕食時に絶大な威力を発揮するあのノコギリ状の鎌で
掴まれると痛そうだから？

やっぱり交尾の最中から体の大きな雌が小さい雄を食べ始めるという
猟奇的な習性にびびってしまうからから？

いやどれもちがって理由は子供の頃のトラウマ

普通昆虫は捕まえようとするとパタパタと逃げてしまうけど
初めて捕まえようとしたカマキリはバッと羽を広げ
私に向かって飛んできて胸元に止まって鎌を振り上げてきて
恐怖で失神するかと思うくらい意識が飛んだ

私はそれ以降カマキリとは１ｍくらいのソーシャルディスタンスを
保つようにしている