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2020年08月14日05:49

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欧米より基礎疾患者の比率が少なく死亡率の圧倒的に低い日本の武漢肺炎入院者

 お盆の帰省シーズンだが、都知事などが「規制を控えて」と呼びかけている影響から、各地に向かう新幹線・航空機の旅客の利用率が前年の3〜4割と低い(写真=異例の閑散、お盆の新幹線ホーム)。
 これでは4月末〜5月初めの大型連休中と同じに、JRと航空会社にとって大きな痛手になる。日本人は、どうして周囲の声に影響されるのだろうか。主体的になぜ行動できないのか、僕には理解できない。
 さて欧米諸国などより遅れていた武漢肺炎の全国の入院患者2638人の分析結果が6日、国立国際医療研究センター(写真)から発表された。

◎欧米中に比べて死亡率は3分の1
 やっと、という感じである。武漢肺炎パンデミックで日本はデジタル化で世界に劣後する前世代的なアナログ国家に留まっていることが明らかになったが、分析結果が遅れたのもデータベース整備が遅れたからだ。
 結果を世界各国と比べると、入院患者の著しい日本の死亡率の低さである。アメリカ(ニューヨーク市の例)が21〜24%、イギリス26%、スターリニスト中国28%と比べると、3分の1以下の7.5%(197人)である。
 なぜ日本だけ米英中に比べて少ないのかは、1つは既に明らかになっている基礎疾患患者の少なさにあるようだ。例えば入院患者に占める基礎疾患患者の割合は、日本のトップが糖尿病の16.7%だが、糖尿病ではアメリカ(ニューヨーク市)で28〜35%、イギリスで30.2%もある。

◎「高齢者の疾病」が基礎疾患患者から浮き彫りに
 糖尿病患者は、肥満とも密接に関係する。日本の場合、入院患者のうち肥満症は6%だったのに、アメリカで40%もある。イギリスでも9%だ。
 入院患者の質の比較など厳密な分析が必要でまだ断定はできないけれども、日本の公衆衛生のレベルの高さが低死亡率に結びついている可能性が高い。
 武漢肺炎の場合、感染しても発症もせず、入院する必要も無い軽症患者が圧倒的に多く、入院患者は限定的だ。未発症、軽症でなく、入院に至るには、やはり基礎疾患のあることが大きな要因となっていることが分かる。
 ちなみに入院患者の基礎疾患ワースト5を挙げると、前記の糖尿病、高血圧(約15%)、高脂血症(約8%)、脳血管障害(約6%)、肥満症となる。
 肥満症以外は、高齢者の疾患であり、ここから武漢肺炎が若者ではなく高齢者の危険疾病であることが分かる。

◎それほど怖い病気なのか
 ちなみに僕は血圧が高めである。武漢肺炎には要警戒だが、幸いにも現在まで(たぶん)感染していない。周囲にも感染患者は、ただの1人もいない。
 なので、都知事や政府要人、医学者などが警告するほど深刻には受け止めておらず、満員電車に乗って通勤している。
 そもそも「世も末か」というほどNHKなどがこれほど騒いでも、いまだ死者は1000人ちょっとである。日頃の節制に気をつけ、帰宅時に手を洗い、うがいを励行し、マスクを着け、むやみに「夜の街」に出歩かなければ、怖い病気ではない。

注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
 写真をご覧になりたい方は、お手数ですが、https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202008140000/をクリックし、楽天ブログに飛んでいただければ、写真を見ることができます。

昨年の今日の日記:「ネズミ4題(その2):テンジクネズミ、モルモットの偉業と奇跡」

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