「19歳の秘やかな欲望」
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の続き
渡辺美里を通じてエピックソニー軍団との邂逅を果たした僕だが
この頃からそれまでに増してラジオを聴く生活が強化される
この頃、NHK−FMの平日夕方に放送されていた「夕べのひと時」と
「MUSICスクエア」、FM大阪の「ジェットストリーム」、
この頃に試験放送を開始したFM802の「ミュージックガンボ」
日曜の昼にかかる802の「OSAKAN HOT100」と殆どFMは音楽番組を
AMはMBSヤングタウンとOBC「ブンブンリクエスト」と節操がない。
ただただ今昔の名曲に触れたいという欲望に駆られて
ラジオのダイヤルを回していたのである。
さらに金曜の晩は当時地上波でやっていた「MTV」を観る
(ただし土曜は学校があり、部活があった)
平日の夕方は日本版MTVとも呼べる
「ミュージックトマトジャパン」も観る。何ならビデオ録画してる
そして、小学生時代に知人のお兄さんからダビングさせてもらった
YMOから始まる坂本龍一熱もこの頃から強化されていくのである。
雑食とはまさにこの事を言うのだろうか
だが、いよいよCDが媒体の主流になろうとしているのに
自宅にはCDプレイヤーが無いのである。
レコードプレイヤーもある
テープを再生するデッキはある
ラジオを聴くステレオはある
だが、CDを回すドライブが無いのである
僕はお小遣いの残り、というなけなしの資金から
それでもレンタルCD屋に行って、聴きたい音楽を借りては
CDデッキを持っている知人の家を周り、
その人にそのCDをダビングさせてあげる代わりに
自分のテープにもダビングしてもらう、というサモシイ暮らしが始まるのである
だいたい兄か姉を持つ人の家にはCD機器があり
自分が兄弟の年長者の家にはそれがない
だいたい年長者はロックや辛口?のサウンドが好きなのに対して
そして、僕はメロディアスで甘口の音楽が好き、という事で
何と言うかちょうどお互いの足りないところを補いながら
知人の持っている音源をどんどんと回収する事も覚えていくのである
知人のコムさんにはひたすら「BOOWY」をダビングさせてもらい
知人のイナマンには「斉藤由貴」と「PSY・S」を
坂上君からは「ELO」と「エルビス・コステロ」を
イワミンからは「安全地帯」を
という具合で、僕がTMやサザンやマイケルジャクソンを借りるついでに
彼らの音楽も分けてもらうという形で
どんどんとコレクションが増えていくのである
自宅はテープでいっぱいになってしまうが仕方ない
他人にも音楽を提供しないと自分には新しい音楽は入ってこないのである
この時しか流行らなかった曲、をたくさん聞いたおかげで
今でもこの頃の音楽だけは空で歌える。
カラオケ要らずなのである
という事で、この頃に聴いた曲の中から
エピックソニー軍団の曲を少しずつ回顧していく。
大江千里
GLORY DAYS
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