下ネタをしゃべられる自由

　言っていることは酷いし、これは非難されても仕方がないと思う。
記事ではぼやけて書いてあるが、要するに「今回の騒ぎが治まったら金に困った若い美人が短期の金儲けに風俗にどんどんやってくるので、そこが狙い目」というまるでアサヒ芸能とかBUBUKAみたいなネタをラジオでしゃべったということらしい。
　ただ、これほど酷い下ネタを自由に言うのが深夜ラジオの醍醐味ではなかっただろうか。この発言は品性下劣であり、言った人間の人格が疑われる言葉ではあるけれども、そういった発言が少なくとも僕が若い頃はラジオではあったと思うし、それに謝罪するような騒ぎにはならなかったと思う。
　昔は「若者の解放区」という触れ込みだったラジオの世界もコンプライアンス重視のピリピリした世界になってしまったのだろうか。独身で下品なお笑い芸人が深夜ラジオで下ネタを言ったからと言って謝罪するような世界になってしまったのか。
　言ってることはどうかと思うし、岡村は決して好きなタイプの芸人ではないのだけれども、深夜のラジオくらい好きな下ネタの話をさせてやれよ、と思ってしまう。
　そういえば戦争中は落語のバレ話（下ネタ話）は禁止されていたらしいな。

ニッポン放送、岡村隆史の発言を謝罪「女性の尊厳と職業への配慮に欠ける発言」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=6063285