mixiユーザー(id:411965)

2020年04月18日23:54

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「コロナ対策会議」

 医師会の幹事会で行政を交えての「コロナ対策会議」があった。それぞれの出席した監事がそれぞれの事情を説明することになったのだが、なかなかこれが大変でひたすら泣き言を繰り返す医師、コロナに関係なく自分の病院のことを得意げに話す医師、新聞やテレビの意見にくだまく医師、自院の対策に自信満々な医師、うん、いわゆる人脈とか人望とかがあまりない僕がなんでこういう会には誘われるのかと思ったら「自分の意見を整理して要点だけまとめて発表する」というところが期待されているのだな。
 もちろん、なんぼしゃべってもいいのなら延々と自論をしゃべるのも大好きなんだけどなあ。

 会議の中で面白かったのは「市内にベッドや医療機器もそのままの廃病院があるけれども、あそこを一時的に復活させることは出来ないか」というのがあったけれども、なんでも配管とか電気の復活とか大変だし予算が莫大にかかるので不可能らしい。なんかSF映画とかでそういう病院に非難した主人公とかが「しめた、まだ電気が来ているぞ」とかいいながら仲間を治療して敵とか細菌を調査する、というシーンがあるけれどもああいうことはまずないのだな。確かに電気とか水道って真っ先に切られるものなあ。
 しかし、世の中のことって大抵SF映画を参考に出来るのだけれども「致死率はそれほど高くない、かといって無症状の保菌者となって体力の弱った人に感染させたらいけないのでとにかく家でじっとしている」という状況のSF映画なんてあったかな?!

 とにかく色々な意見で結局「PCR検査がどうやれば地方自治体独自に出来るようになるか」というのが焦点となった。明らかに保健所はPCR検査をさせないように患者や医師を誘導しているけれども、それは県内で1日で検査できる数が限られているから。
 とりあえず、大阪、和歌山、三重、兵庫、滋賀の知事が率先してテレビで様々な状況を訴えているのに対して奈良県の荒井知事だけは「あまりこないでくださいよー」としてテレビで言っていない。こういうときに地とか対応力の差が出るのだろうなあ。
 結論、荒井知事は非常時には役に立たない。


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