その色と形から春が来たと分かるムスカリがる緑地帯に咲いてゐます。日本には30数年前ごろから市場に出回り、各地の公園や庭先にごく普通に見られるやうになりました。誰かが植えたか、捨てたかの球根が半野生化して咲いてゐるものと思はれます。
地中海沿岸−南西アジアにおよそ40種が分布する球根植物で、水栽培でおなじみのヒヤシンスとは非常近縁の植物です。地中海沿岸−南西アジアにおよそ40種が分布する球根植物です。水栽培でおなじみのヒヤシンスとは非常近縁の植物です。
ムスカリの名前はギリシャ語の「麝香(じゃこう)」に由来し、ある種の花が強い芳香を放つところからきています。英名のグレープヒヤシンスは花姿がブドウの房のように見えるところにちなみます。色は青紫、白、黄、黄緑などがありますが、なんと言っても青紫です。
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