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日記一覧

トベラの花
2019年05月31日06:51

トベラ(扉)は臭い木として有名ですが、枝を折らないと匂いはしませんので、「臭くないじゃん」と言はれます。あの臭いと言はれるカメムシ(亀虫)もいじめないと臭くはありません。ともに身を守るための防御策なので、何もしなければ普通の木だし普通の虫で

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八重咲きドクダミ
2019年05月30日05:46

ドクダミはやや日陰の湿った場所を好む草です。普通のものは一重咲き(写真3枚目)、4枚の白い花びらに薄黄色の蕊が高く立つ花です。実は花びらに見えてゐるのは総苞片といふ器官で、蕊に見える所が小さな花の集合体です。おまけにこの花には花びらがありませ

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ユリノキ
2019年05月29日05:40

ユリの花のやうなのでユリノキ(百合の木)ですが、葉の形が半纏に似ることからハンテンボク(半纏木;)とか、花が蓮の花を思わせることからレンゲボク(蓮華木;)とか、花がチューリップのそっくりなのでチューリップツリーなどとも呼ばれます。実はモクレン

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ユキノシタ
2019年05月27日06:47

ユキノシタ(雪の下)は本州、四国、九州及び中国に分布し、湿った半日陰地の岩場などに自生する常緑の多年草です。開花期は5-7月頃で、高さ20-50 cmの花茎を出し、多数の花をつけます。花は5弁で、上の3枚が小さく濃紅色の斑点と基部に濃黄色の斑点があり、

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夏のオタフクナンテン
2019年05月26日05:40

近くの散歩道の歩道と車道の間に2kmほどに亘って、オタフクナンテン(お多福南天)が植栽されてゐます。夏場のいま、やや黄緑がかって涼し気な姿を見せてゐます。オタフクナンテンはナンテンの同属ですが、ナンテンのやうに秋に赤い実がつきません。オタフク

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写真家150人の一坪展
2019年05月25日06:39

知人が「写真家150人の一坪展」に出展してゐます。150人が七カ所ほどの会場に分かれますが、知人は天満橋のOMM内のリコーイメージングスクエア大阪でした。知人のテーマは「鳥のある瞬間」です。よく捉えられてゐました。「150人の一坪展」の趣旨を主催者のW

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千里第4緑地帯のホタル
2019年05月24日09:09

わが緑地帯の入口に「ヒメボタル情報」といふ看板があり(写真1枚目)、夕べ発光した数が掲示されます。千里第4緑地(高野台3・5丁目、山田西2・3丁目)はヒメボタルの生息地です。 見ごろは5月中旬〜6月初旬 で、 発光のピークは5月下旬とされて、午後8時〜1

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カナメモチ
2019年05月23日06:02

吹田市立博物館の庭に白い花をつけた割合大きいな木が何本か生えてゐました。職員さんに「あの花なーに」と聞くと「知りません」とつれないご返事です。カメラに収めて帰ってから、ネットで調べると、なんとカナメモチ(要黐)の花でした。カナメモチと言ふと

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レモンの花
2019年05月22日06:39

レモンの花が少ししか咲いてゐません。花が咲かねば実もつきません。多い時は30~40個の収穫がありましたのに一昨年あたりからめっきり花も実もつかずどうしたものかと思っていました。ネットで見ると「レモンの花が咲かない理由は」と言ふのがあって・・・。

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ハルジオン
2019年05月21日06:48

道端や原っぱに菊のような草の花が咲いてゐます。キク科ムカシヨモギ属のハルジオンです。北アメリカ原産の帰化植物で、春先から6月頃まで咲きます。一部の地域では「貧乏草」と呼ばれ、「折ったり、摘んだりすると貧乏になってしまう」と言はれるさうです。

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キク科の黄色い野草−4
2019年05月20日06:37

ニガナ(苦菜)もキク科の黄色い花です。日本全土、東アジアの温〜亜熱帯に分布し、路傍・田畑・山野に普通に生えてゐます。高さ30〜40cmで、苦味のある白い汁が出るので苦菜です。5〜7月に、黄色の5弁花に見える舌状花を5〜7個もつ頭花を散状に開きます。雄

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野茨−2
2019年05月19日06:36

5/10の当blogでウチのノイバラ(野茨)を紹介しましたが、咲き始めの頃で花数も少なく寂し写真でした。そのあとどんどん花が付きひと月たった今、花が垂れるやうに咲いてゐます。今までで一番見事に咲いてゐるので、もう一度載せたいと思います。お隣の薔薇園

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隣は薔薇園
2019年05月18日06:10

隣に薔薇園が出来て4-5年経ちましたでせうか。オープンガーデンではありませんが、毎年この頃になるとバラを見に人々がやってきます。良い天気で下から賑やかな声が聞こえてきます。お隣の庭はウチより2-3m低いので、ウチから覘くと薔薇園全体を見ることがで

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キク科の黄色い野草−3
2019年05月17日06:09

「キク科の黄色い野草」の三弾目です。背丈は1mほどのアザミのような葉で、タンポポのやうな花が緑地帯に咲いてゐます。キク科ノゲシ属の越年草。ヨーロッパ原産で、世界中に分布しているオニノゲシ(鬼野芥子)です。日本では各地の道端や畑、野原で見かける

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キショウブ
2019年05月16日06:58

緑地帯の沼と水路の水辺に黄色いショウブが咲いてゐます。黄ショウブです。ところでショウブと名のつく植物には「菖蒲」、「花菖蒲」、「あやめ」(漢字では菖蒲)があります。それに「いずれがアヤメかカキツバタ」の杜若が加わると、ごちゃごちゃで区別がつ

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キク科の黄色い野草−2
2019年05月15日06:47

「キク科の黄色い野草」の二弾目です。わが緑地帯に茎の長い黄色い花が群れ咲いてゐます。ブタナ(豚菜)といふ変な名前の野草です。ヨーロッパ原産で、昭和初期に入ってきた外来種(帰化植物)です。道路脇、空き地、牧場、草原、農耕地の周辺で生育していて

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ヘラオオバコ
2019年05月14日06:00

緑地帯の原っぱに箆(へら)のやうな葉と変はった形の花が咲いてゐます。ニューと伸びた茎の先に白い小さな花が宙に浮いたように、軸をぐるっと取り巻いてゐます。ヘラオオバコ(箆大葉子)の花です。オオバコの仲間で、オオバコ同様、茎を絡ませ引っ張り合う

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キク科の黄色い野草−1
2019年05月13日06:05

路傍や野原にはキク科の野草がいろいろ咲いてゐます。黄色いが花が多く、タンポポにそっくりの花があり、区別がつきにくいものも沢山あります。この時期一番よく見られるのがオニタビラコ(鬼田平子)ですが、この花秋までところによっては冬も咲き続けます。

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アオキノミフクレフシ
2019年05月12日06:07

青木の木にまだ実がついてゐるのを見つけました。それも一枝だけでなく株全体に変な実がついてゐました。青木の実は赤く、きれいな楕円形なのですが、見つけた実は形が歪み緑も混じってゐました。今頃実がついてゐたら、ほぼ確実にアオキミフクレフシ(青木美

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ツツジ(躑躅)の旗弁
2019年05月11日07:01

今街の至る所に赤や白や桃色のツツジ(躑躅)の花が盛りと咲いてゐます。近くのバス停の植え込みのツツジも葉が隠れるほどに咲き乱れてゐます。バス待ちの間、花をじっと見てゐたら旗弁(きべん)の目立つひと叢がありました。他の叢には見つかりませんでした

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ノイバラ(野茨)の花
2019年05月10日06:07

普通は道端や荒れ地に咲いてゐるノイバラ(野茨)が庭に咲いてゐます。咲き始めは薄いピンクですが、開くと白になります。ノイバラは日本のノバラの代表的な種で、沖縄以外の日本各地の山野に多く自生してゐます。ノバラ(野薔薇)とも言ひ、古くはウマラと呼

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シラン(紫蘭)−知らん
2019年05月09日06:04

孫に「この花の名前知ってゐる」と聞くと、即座に「しらん」と反ってきました。「ピンポン」と言ふ怪訝な顔をしてゐました。ひらがなやカタカナで書くと妙な名前ですが、漢字を当てる「紫蘭」です。紫色の花を咲かせる蘭で、栽培品は花壇や庭先などでごく普通

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バイカウツギ
2019年05月08日06:43

別名サツマウツギ(薩摩空木)、南東ヨーロッパや小アジアの原産で、本州〜九州の山地に自生してゐます。ウツギ(空木)という名前の付く花は色々ありますが、茎の中が空洞になってゐます。「空(うつろ)な木」→「空木(うつぎ)」となったと言はれてゐます

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倒木復活
2019年05月07日06:34

昨年9月4日に大阪を襲った台風21号は緑地帯の木を沢山倒してゆきました。半年以上たってようやく見える所の倒木は片づけられましたが、森の奥や川の上、池の上の木はまだいくつもほったらかしにされてゐます。高町池の岸にあった木が根元から池の方に倒れまし

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前のお宅のフエンスにモッコウバラ(木香薔薇)が群れ咲いてゐます。中国原産の常緑つる性低木の薔薇で、花は白か淡い黄色、それぞれ一重咲と八重咲があり、直径2-3cmの小さな花を咲かせます。木香と付いてゐますが、匂うのは 黄花の一重と白花で、よく見かけ

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吹田生まれの若き天才
2019年05月05日06:13

いま吹田市立博物館では「音楽家・貴志康一 − 生誕110年〜吹田に生まれた若き天才」が開かれてゐます。貴志康一(1909-1937)は、スイス、ドイツへ留学し、指揮者・作曲家としての才能を開花させ「仏陀」「日本組曲」「竹取物語」など、精力的に作曲活動を展

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タンポポの絮
2019年05月04日06:34

タンポポは舌状花と呼ばれる小さな花がたくさん円盤状に集まり、頭花を形成してゐます。そのため、頭花が一つの花であるかのように見えます。(キク科の植物はみなそうです)。舌状花の下には子房(種子)があり、その上部から白い冠毛が生えてゐます。この冠

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緑地帯の原っぱに白いタンポポの咲く場所があります。在来種の関西タンポポが乱れ咲く一画に2〜3株咲いてゐました。毎年探すのですが今年も咲いてゐて、ああ生き延びたのだとホッとしました。でも昨年は、5〜6カ所で見つけたのですが、今年は一カ所しか見つけ

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たんぽぽ
2019年05月02日06:39

わが緑地帯を含め、この辺り今年はタンポポ(蒲公英)が多く咲いてゐます。しかも、在来種の関西タンポポが多く、外来種の西洋タンポポがほとんど見られません。一般には外来種が在来種を駆逐しつつあると言はれてますが、ここでは逆に帰化種がほとんどみられ

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ハナミズキ
2019年05月01日06:43

緑地帯の森や街路樹、公園木のハナミズキが咲いてゐます。ハナミズキが日本に入ってきたのは意外と遅く大正4年(1915)のことです。大正2年(1913)当時の東京市長の尾崎行雄が、アメリカ合衆国ワシントンD.C.へソメイヨシノを贈った際、その返礼として贈られ

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