K特養「なごみ喫茶」のメニューリストが新しくなってゐました。売れ行きは、やはりコーヒーがホット、アイスともに一番人気です。二番手は暖かい飲み物ではココア、あめ湯、冷たい飲み物ではカルピス、冷やしあめ辺りです。あめ湯と冷やしあめは同じ原料をお
緑地帯の森は台風21号の爪痕がまだまだ残されたままです。オウチ(楝)の木の枝が裂かれて遊歩道に横たわってゐるところがあります。落ちた枝にはオウチの実がいっぱいついてゐました。五月ごろに淡い紫色の花を高い空に霞の様に咲かせます。冬になって葉がすべ
かぎ針や逆さ棘によってヒトや動物の皮膚や衣類に引っかかったり、粘液によって張り付いたりする、植物の種子や果実の俗称で、くっつき虫、ひっつきもっつき、あばづぎとも呼びます。動物に利益はなく、場合によっては、針や鉤によっていやな思いをしたり、傷
千里ニュータウンの「千里ぎんなん通り」は亥子谷から桃山台にかけて2.5Kmほどある銀杏並木です。特に佐竹台6丁目バス停から南千里バス停までの1Kmが見事です。もともと4Kmほどあったのですが、落葉と落果が大変なのか、岸辺よりの1.5Kmは伐られてしまいまし
9/3の当blogでオレンジのジンジャーリリーを紹介しましたが、今日は白です。台風21号にやられ、根元から倒れてゐますが、倒れながらも花を咲かせてゐます。とても良い香りがあたりに漂ってゐます。香味野菜として使うショウガとは同科で葉姿はそっくりですが
緑地帯の草原に見たことのない花を見つけました。と言っても普通に見られる花らしく、私が気が付かなかっただけのやうです。キジカクシ科の植物でツルボ(またはスルボ)と言ふ植物ですが、漢字で蔓穂と書きます。花は確かに穂状ですが、蔓ではないので何故蔓
ウチにも隣にも今、白いヒガンンバナ(彼岸花)が真っ盛りです。正しくはシロバナマンジュシャゲ(白花曼珠沙華)、別名シロバナヒガンバナ(白花彼岸花)です。「ヒガンバナ」の二倍体変種と、黄色い「ショウキズイセン」との自然交雑種と考へられてゐます。
彼岸花は別名が多い花で、熊本国府高校の調査によると、1023の呼称があったさうです。こちらをどうぞ http://www.kumamotokokufu-h.ed.jp/kumamoto/sizen/higan_name.htmlたくさんの別名があるということは、多くの人に親しまれているということの証明です。
21号台風で森のなかは倒木や折木、散葉でてんやわんやの状態のままです。あの激しい風のなか森の生き物はどうしてゐたのでせうか。ジョロウグモが立派に巣を張り直してゐました。それにすっかり大きくなり脚を入れると5-7cmぐらいになってゐます。まだ身ごも
万葉の昔から秋の七草の一つに数えられてゐる葛の花が咲き始めました。クズ(葛)は、マメ科クズ属のつる性の多年草です。分類上はマメ目−マメ科−マメ亜科−インゲンマメ連−ダイズ亜連−クズ属−クズとなります。根は葛粉や漢方薬(葛根湯)になり、蔓は「
台風21号で荒れた松林にキノコ(茸)が生えてゐました。倒木や千切れた枝や葉の下に埋もれるやうに何種類も生えてゐます。たくさん生えてゐますが食べれるかどうかはわかりません。キノコは、植物ではなくて、カビ(黴)と同じ菌類です。キノコをはじめとする
道端や緑地の中に和名タマスダレ(玉簾)のゼフィランサスが群れ咲いてゐます。ゼフィランサスはヒガンバナ科タマスダレ属の総称です。温暖な地域で生育し、雨後に一斉に花茎を伸ばし開花するのでレインリリーと呼ばれます。和名の由来は、白い小さな花を「玉
台風21号で散らかった庭に、ヤブランの花が目立つやうに咲いてゐます。ほぼ一年中同じ草姿を保ち、性質が強く、丈夫で手のかからない植物です。古くから緑化や造園の植栽として広く利用されてゐます。ヤブランは、東アジアに分布し日本各地で普通に見られる常
ハギ(萩)の仲間で草本のアレチヌスビトハギが咲き始めました。在来種のヌスビトハギと言ふのもあって、北アメリカ原産の帰化種がアレチヌスビトハギです。ともに花後に中身のない枝豆のような鞘状の豆が付き、枯れるとひっつき虫になります。3枚目の写真の
名前がわからないと言ふので、調べて差し上げたらムラサキルエリアとわかりました。そのご縁で今年苗を戴きましたが、二三日前から花を咲かてゐます。ムラサキルエリアは、中米原産のキツネノマゴ科ルイラソウ属の宿根草です。よく間違えられるのが同じルイラ
庭隅に雑草のやうになった痩せたニラが今年も花を咲かせました。花期は8 - 10月頃で、花は半球形の花序で白い小さな花を20 - 40個もつけます。花弁は3枚ですが、苞が3枚あり、花弁が6枚あるように見えます。ニラは古代「みら」と呼ばれてゐて、平安末期に「に
大分涼しくなって、一時途絶えていた朝顔がまた毎日咲くやうになってきました。この朝顔は葉が「ハート型」をしてゐて、花は小さくブルー系で朝顔の原種という感じの朝顔です。通称「シベリア朝顔」と呼ばれてゐる戦後中国からやってきた花です。多くの捕虜が
台風後、倒木だらけの緑地帯ですが、その陰にツユクサ(露草)が潰されずに咲いてゐました。朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させると「露草」と名付けられたという説があります。しかし、古くは「つきくさ」と呼ばれており、ツキクサ転じてツユクサにな
猛暑のさなかは緑地帯のムクゲがぐったりして、このまま枯れるかと思いました。このところの涼しさで元気を取り戻し、21号台風にも耐えて花がいっぱいです。ムクゲの開花時期は、 6月中旬から10月中旬ぐらいで、もともと長い間咲き続ける木です。ムクゲは中国
緑地帯の一画にヒマラヤスギ(名前にスギとありますがマツ科の植物)の林があります。葉が杉の葉に似て、ヒマラヤ山脈西部が原産地なのでヒマラヤスギです。現地では岩場に根を張り樹高は40 m-50 m、幹の直径は3 mに達する巨木になるやうです。松なので松ぼっ
緑地帯にクスノキ(楠)が群れ立つ一画があります。11月にかけて、直径7-8mm程度の青緑色の果実が紫黒色に熟しまが、今は青いままです。クスノキは人の手の入らない森林では見かけることが少なく、人里近くに多いさうです。特異な芳香がすることから「臭し(
この青い果実はネズミモチ(鼠黐)で、秋深まると表面に粉を吹いて黒く熟します。(写真3枚目)名前は果実がネズミの糞に、葉がモチノキに似ていることから付きました。低地や低山の日向に生え、森林内の開けたところや山火事のあとなどに多数見られるさうで
厚真の山々の広範囲な土砂崩れの写真には驚くばかり、北海道胆振東部地震はとんでもない地震です。6月の北大阪地震、猛暑、集中豪雨、洪水、台風20、21号とまさに日本中が天変地異の連続です。停電の続く中、被災された皆様にはお見舞い申し上げます。一方、
緑地帯のゲートボール状の脇にキクイイモモドキ(菊芋擬)の黄色い花が咲いてゐます。キク科、 キクイモモドキ属の筒状花と舌状花をもつ多年草です。北米原産で、ヒメヒマワリとも呼ばれることがあります。 モドキとありますが、花は本家のキクイモ(菊芋−キ
高町池の脇の小花壇にナス科の草本のチョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)が咲いてゐます。園芸名ダチュラですが、古くはマンダラゲ(曼陀羅華)と呼ばれてゐました。花は上向きに咲きますが、下向きに咲く木立朝鮮朝顔(エンゼルトランペット)とは別物です。日本
緑地帯の一画に食べるジンジャー(生姜)と近い親戚のジンジャーリリーが咲いてゐます。花を観賞するジンジャーで、ユリに似ているのでジンジャーリリー、略してジンジャーです。和名はシュクシャ(縮砂)、またはハナシュクシャ(花縮砂)と言ひます。江戸末
散歩道のあるお宅の庭に、あまり背の高くない栗の木が3本ほどあります。どの木にもかなり立派な毬が、やや黄色くなって沢山実ってゐました。8/26のわがBlogでドングリの話をしましたが、クリ(栗)もドングリの仲間です。ドングリはブナ科の樹木の果実の総称