府道135号線沿い高野台中学校の真向いの土手に黄色い花が乱れ咲いてゐます。3mほどの高さの崖100mに亘って、枝垂れるやうに咲いてゐます。ウンナンオウバイ(雲南黄梅)と言ふ黄色い花です。梅とつきますが、実はジャスミンの仲間、モクセイ(木犀)科ソケ
この辺り、ソメイヨシノ(染井吉野)はまだ、ちらほらから五分咲き程度です。緑地帯の公園のオオシマザクラ(大島桜)がほぼ満開でした。特に伊豆諸島に多く、大島桜の名が付きました。大きな白い花をつける野生種で初夏にかけて結実し、果実は食べられます。
近辺のユキヤナギが今は盛り地と咲いてゐます。雪が積もったやうに見えるのでユキヤナギ(雪柳)です。花が散ると地面に小米(砕いた米)をまいたようになるので、コゴメバナ、コゴメヤナギとも言ひます。ヤナギのように枝が枝垂れると言うだけで、ヤナギの仲間
緑地帯の半日陰に野草のムラサキケマン(紫華鬘)が咲いてゐます。この形でまさかと思ひますがケシの仲間ださうで、強い成分を含む毒草です。草丈30〜50cmほどの越年草で、葉はニンジンにそっくりです。花の色は紅紫色から筒の部分が白色を帯びるものま
緑地帯の茂みに、可愛らしい花が咲いてゐました。花は淡紫色、蔓性で五枚の葉が破れ傘のように垂れてゐます。主に日本と中国に分布するアケビです。ウチのアケビの花は濃いこげ茶に近い紫で、五枚葉とは違ふ三枚葉のミツバアケビです。アケビやミツバアケビの
モクレン(木蓮)は、花が紫色であることから、シモクレン(紫木蓮)の別名がります。蘭に似てゐるので「木蘭(もくらん)」でしたが、蓮に似ているとして「木蓮(もくれん)」となりました。モクレンの仲間にはハクモクレン(白木蓮)とサラサモクレン(更紗
たびたびご登場いただいてゐる我が家のクビキリギス(首切螽斯)さん、活動が活発になりました。今冬をリビングで過ごしたギスさん、最初は1月7日にカーテンの裏で発見しました。それから、2週間から1か月に一度ほどの割合で姿を見せてゐました。もともと夜行
吹田市立博物館の「むかしのくらしと学校展」、今期最後の授業が終わりました。当特別展は10年以上続く名物展示で吹田市の小学校3年生が博物館で校外授業を行います。「あかりのうつりかわり」、「むかしの学校とくらし」、「2000年前のくらし」、「稲がご
トサミズキは高知県(土佐)の蛇紋岩地に自生してゐるので、この名前があります。ミズキと名前が付きますが、ミズキ科ではなく、マンサク科の植物です。これは葉の形がミズキ科の樹木と似てところにちなみます。日本にはトサミズキ以外に、ヒュウガミズキ、キ
わが緑地帯の早咲きのヤマザクラ(山桜)が満開です。ソメイヨシノは幕末から明治に作られて桜で、それ以前の桜はおもにヤマザクラです。ソメイヨシの寿命は7-80年ですが、山桜は長寿で500年以上のものも珍しくありません。ヤマザクラの種類は多く、開花時期、
高町池ではアカミミガメ(赤耳亀)とウシガエル(牛蛙)のお出ましです。アカミミガメはカワウ(川鵜)と一緒に浮巣で甲羅干しです。ウシガエルはアオサギ(青鷺)の傍で日光浴です。“暑さ寒さも彼岸まで”と言ふ慣用句がありますね。「冬の寒さは春分頃まで
この間まで蕾だった緑地帯のアセビがかなり開いてきました。近づくと、房状の一つ一つがスズランのようなつぼ形でとても可愛い花です。基本種は白花ですが、園芸品種には赤花やピンク花があります。万葉集にも10首が読まれており、古くから日本で親しまれてい
ホンマにいろいろな花が咲いてきましたね。アンズ(杏)が5〜6分咲きと言ふところです。原産はヒマラヤ西部〜フェルガナ盆地で、別名カラモモ(唐桃)、英名アプリコットです。アーモンドやウメ、スモモの近縁種で、豊後梅は梅と杏の交雑種ださうでです。ア
またまた、また椿の話ですが、今年の椿はもう一つだと思ってゐました。それは暖冬で迂闊に早咲きした椿が多く、突然の寒波に驚いていたせいだとわかりました。3月に入ってからは、花数も多く花姿もきれいにで、当たり年ではないかと思はれます。今回は、アマ
3月も中旬に入り、いろいろな花が咲きだしてゐます。椿は盛り出し、杏や白蓮も咲いて庭が賑やかになってきました。地面にはピンクのすっきりした花が群れ咲いてゐます。根と茎ががっしりしてゐて、いかにも乾燥地帯の岩場に咲いてゐさうな植物です。革質で固
鉢植えのクサボケが咲きました。果実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」が「ぼけ」に転訛(てんか)した説があります。また、木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」に転訛した説もあります。帰化植物(平安時代)で、日本に自生するボケは、クサボケです
またまた椿の話で恐縮ですが、急にいろいろ咲いてきましたので。昨日のクマガイ(熊谷)同様、熊本藩士とその後裔によって育成された肥後椿の一つです。< 桃紅色 白斑入り 一重 平開咲き 輪芯ときに唐子咲き 極大輪 >マンザイラク(萬歳楽)と言ふ名で
椿の話が続きますが、盛りなのでご容赦を。我が家の椿で一番大輪の椿が咲き始めました。最初なのでそれほど大きくなってゐませんが、直系20〜25cmほどになります。ツバキ 熊谷(クマガイ) 別名 光明濃朱紅色 一重 平開咲き 梅芯 大輪三倍体の品種で
ちょっと珍しい菱唐糸(ヒシカライト)といふ椿が咲きました。桃色なのですが、時には青の色素がでて影の部分が紫に見えることがあります。花の形が菱形に見え、蕊の形が唐子髷(からこまげ)の様だといふのでヒシカライトです。< 濃桃色 八重 唐子咲き
日の当たり具合で黒く見える大好きな椿が咲きました。椿辞典によると「暗紅色 一重 筒咲き 筒しべ 花糸は赤 小〜中輪」名はエイラク(永楽)と言ひます。「黒侘助 クロワビスケ」とも呼ばれますがヤブツバキ系で ワビスケツバキではありません。ワビス
緑地帯の公園にときどき日向ぼこをしに来る犬がいます。相当の老齢犬で、いまでは足腰がたちません。それでもかうやって草の上でお日様に当たることが好きなようです。。特製のバギーに載せて連れて来てもらってゐます。聞くところによると、介助犬の現役を終
バラバラに花弁が散る椿が咲いてゐます。一般に、「ツバキは花弁が丸ごと落ちるが、サザンカは花びらが個々に散る」と言はれます。この花はツバキでせうかサザンカでせうか。雄しべの花糸が下半分くらいくっついてゐて椿の様でもあります。花びらが完全に平開
わが緑地帯には池が三つあります。海老池、高町池、それに名無しの沼です。その名無しの沼にコガモ(小鴨)の群れがゐます。コガモは、ドバトより一回り大きい程度で、日本産カモ類の中では最小種のひとつださうです。。雄は「ピリピリッ」、雌は「クゥェック
今冬の平均気温はあきらかに暖冬だったと気象庁の報告です。エルニーヨの影響で暖冬ながら、寒暖の差が大きいとも言っていました。確かに寒いときは寒く、時に超暑いと言ふ冬でしたね。今期の椿は早目に咲き、咲いたと思ったら寒波で花びら痛められ、きれいで