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2020年03月08日14:06

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狛犬渉猟File@須佐乃男神社

○File#570 須佐乃男神社
○所在地…静岡県賀茂郡河津町浜35
○社格など…不明
○訪問日…令和2年2月23日
○歴史・由緒など…委細不明。
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○瑞垣脇の1対(通算855号)
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上の写真では、よくよく見ないと、どこに狛犬が居るのかわからないかも知れないが、社殿前の瑞垣の陰に、隠れるようにして、隠居の先代狛犬と思われる1対が安置してあった。
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磨滅・風化がかなり進み、もはやディテールは定かではない。特に、社殿に向かって右手の像は、前脚も欠損し、傷みがかなり激しかった。
でも、破損したからと言って、簡単に廃棄せずに、こうして「地元の産土神の歴史を知る、生き証人の御隠居」として、余生を送らせて貰ってる狛犬を目にすると、ファンとしては何となく嬉しくなってくる♪
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台座も失っているため、紀年銘も見当たらず、生年は不明。
ただ、おそらくこの狛犬と交替して、新しく鳥居脇を護っている下記のペアが、明治36年の生まれなので、それ以前の狛犬ではないかと推察する。


○鳥居脇の1対(通算856号)
フォトフォト
いわゆる「江戸流れ」のオーソドックス・タイプで、明治期には、これと比較的よく似たルックスのペアが一世を風靡している。
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全体のバランスもよく、彫りもしっかりしており、カッコイイ。出来のよいペアだと思った。
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生年は、「明治三十六年/七月吉(?)日」(両像台座裏面に紀年銘)。
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