「歯の日」。。。年をとると目や歯が悪くなります。眼鏡や入れ歯が出来たのも江戸時代です。徳川家康は水晶の眼鏡を使っていました。
一般的には眼鏡の玉は硝子を使っていました。眼鏡のふちは鼈甲製で 鼻に載せるタイプです。
また江戸時代には歯磨き売りの「百眼(ひゃくまなこ)の米吉」という物売りが評判となっていました。この歯磨き売りは「百眼(ひゃくまなこ)」という目玉を書き込んでアイマスクの様なものを目にかけながら売り歩いたのです。歯磨き売りの箱にはこの差眼かつら(さしめかつら)と言われる眼マスクの絵が描かれています。
もともとこの「歯磨き売り」は三笑亭可上という落語家がこの差眼かつらを付けた芸を高座にかけて人気を博したことから真似をして「歯磨き売り」の物売りをしたようです。
江戸時代の物売りの洒落た感覚に関心するばかりです。
落語のネタ・・・「犬の目」「胴切り」「首提灯」「さくらんぼ」「目薬」
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