mixiユーザー(id:39118381)

2019年12月22日17:31

177 view

ステアリングダンパー交換

TL1000Rメンテナンス開始直後に発覚した、ステダンの故障。
初期作動が妙にシブく、ロッド端ピロボールの動きがカタい。

…以前から、薄々と気づいてたのだが。

十数年モノだけに、相応の劣化は仕方ないだろう。
オーバーホールも一応可能だが、費用&時間を考えたら
同等レベルの中古を探すほうが手っ取り早いだろう。

では、代替品を探す…
今ついてるステダンのストロークは60mm。
コレ以下になるとフルロックする前にステダンが当たって壊れるのでダメ。
ちょっと大きい程度なら、反対側の空きスペースで何とかなる。

うん、ナイスなブツ発見。
ドカティ1098S/R系の純正オーリンズステダン。 ストロークは65mm。

私の狙いどころは、ステダン本体のピロボールステーが分割して
位置を微調整できるのが最低条件。
通常だと、純正ステダンは微調整の必要が無いのでココが完全固定。
こういうのを流用すると、後で困る。(片側だけ当たるとか)

ブツ、到着。 早速組んでみるが… 大きな落とし穴アリ。
ロッド端ピロボールの対応ネジ穴が、6mmだ。(前の仕様は8mm穴)
(よって、TL-R純正位置へこのステダンの流用は出来ません)

でも大丈夫、前のステダンもM6ネジ固定で8mmカラーを使う仕様だったので
カラーを抜いて、代わりにスペーサーを入れれば解決。


ロッド端ピロが、ちょっとオフセットしている。
本家ドカティだと、キャスター角を可変するシステムがあって
ココをひっくり返す事で対応なのです。

ココを上手く使えば、以前からの不満であった
ステダン取付状態がちょっと斜めになるのを補正できる… ハズ。
あとはガタをなるだけ出さず、かつスムーズに動くように固定すればOK。
うん、上出来。

先日までに完了させたブレーキのオーバーホールと、この作業で
今回の冬季メンテナンスは完了。
午前中の雨が降るまでの間にテスト走行が可能なように間に合わせました。

以前よりアクセルの反応が良くて、ガンガン進む。
以前よりステアフィールが自然で、よく曲がる。
以前よりブレーキの操作性がアップして、よく止まる。

うへへへ… ナイスな出来栄え。


この時に得た情報ですが… オーリンズ製ステアリングダンパーは
ニセモノが出回っているらしい。
クランプアダプター形状が違うとか、シリアルナンバーが無いとの事。
6 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する