アニメロサマーライブ　2019　Vol.1

３夜放映の第１回。今年も見所は多い。オープニングはけものフレンズ。i☆Risと再結集した
スフィアが混じって最初から豪華なステージ。ただ、リードヴォーカルは終始サーバルが
とっていて、i☆Risとスフィアは周囲で踊っているだけだったのが残念。会場の反応は
上々。続いてこの１年で一番飛躍したアーティストであるオーイシマサヨシが登場。
この時（楽曲はけものフレンズ２期OP）、金田朋子がトキとしてステージに乱入するのだが
予想通り超音波を発してはけていった。演出としては面白い。
デヴュー20周年の氷川きよしはロックスターのような立ち回り。演奏している詞はしっかり
ドラゴンボールなので、アニソンのステージもここまで可能性を実現してきたかの想いが。
今井麻美は如月千早としてステージに立つ。キャラクターソングの枠を超えて、
キャラそのものを演じる趣向なのだ。実年齢などの条件もあり、このパターンは
限られるだろうが好ましい演出と映る。
この日の印象は声優アイドルユニット重視。ヴィジュアル的に申し分ないし、振り付けも
本職アイドルに負けていない。其の雰囲気の中で登場した、超大型新人の鈴木雅之は
再結集したスフィアと。この組み合わせは素晴らしい。実力派の横に見栄えのする
コーラスグループがいるので、何処を見たらよいのか迷う。
続いて登場したReoNa、最近デヴューしてきたアーティストの中ではイチオシだったり。
本人は絶望系シンガーと称しているようだし、声質も暗い感じなのだが世界観が好み。
全てを失う絶望的な状況で僅かに残っている細やかな何かに、心を動かされるようだ。