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2019年12月10日07:37

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狛犬渉猟File@國府神社(市川市)

○File#532 國府神社
○所在地…千葉県市川市市川4−4−18
○社格など…旧村社
○訪問日…令和元年12月4日
○歴史・由緒など…日本武尊東征の折のこと。下総の賊を平定して武蔵国に向かおうとしたところが、下総と武蔵の間にはたくさんの河川が流れており、デルタを形成していた。そこで、舟を使わず浅瀬を渡ることは出来ないものかと思案していると、一羽のコウノトリが現れ、尊の大軍を案内して、難なく武蔵国に着けたと云う。尊はコウノトリの功績を誉め、下総国の台地を与えた。このことから、「鴻之台」(現在の「国府台=こうのだい」)の地名が付いたとの伝承がある(本来は、下総国府の置かれた台地であることから付いた地名というのが通説)。この伝承に基づいて、御祭神を日本武尊とし、御神体を「コウノトリの嘴」として、寛治元(1087)年に創建したのが当社とされる。一時は「鳳凰大明神」と呼ばれたこともあったようだが、下総国府に建てられた神社であることから、國府神社と称されるようになったと云う。
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○社殿前の1対(通算796号)
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普通の四角台座の上に、少しだけ自然石風の造りを加味し、獅子山っぽく仕上げてある。
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一方がお尻を持ち上げて身構えるなど、ポージングは、オーソドックスな獅子山型に倣っているようだ。
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生年は、「昭和三年十月吉日建之」(吽形台座裏面プレート内に紀年銘)。
一見して、目の形や彫り方が、どことなく昭和っぽいというか、古い狛犬ではなさそう、という感じを受けた。
紀年銘と同じ面に、「石工 林市郎、庭師(おそらく自然石風の台座を造る人のこと) 藤城石造」の銘もあった。
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