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2019年11月27日20:34

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『ハプスブルク展―600年にわたる帝国コレクションの歴史』に行って来た。

夜勤明けの半休を利用して、冷たい小雨の中をm(__)m

国立西洋美術館「日本・オーストリア友好150年記念 ハプスブルク展―600年にわたる帝国コレクションの歴史」
【展覧会HP】https://habsburg2019.jp/
フォト
欧州随一の名門・ハプスブルク家のお宝を引き継いだウィーン美術史美術館から、日本とオーストリアの国交樹立150年を記念して、珠玉のコレクションがやって来る!
つうことで、この秋、楽しみにしてた展覧会の一つ♪

平日、小雨の降る中、閉館1時間ちょい前にお邪魔したので、混雑がそれほどでもなかったのは、まずよかった!

で、何といっても本展で見たかったのは、チラシにも使われてるベラスケスの名作《青いドレスの王女マルガリータ・テレサ》!
多くの名品が居並ぶ中にあっても、やっぱり出色のできでした!!
比較できるように(?)、全く同じポーズを取ってドレスの色だけ違うマルガリータ王女が描かれた、別画家の作品が並べて展示してあったので、「格の違い」みたいのがまざまざとわかりました( ゚Д゚)
一言でいうなら、「質感」が全然違う。
別画家の作品は、全体に、いかにも「キャンパスに描かれた絵画」て感じの質感なんですが、ベラスケスのはというと、絵の中に描かれたそれぞれの部位――たとえば肌であれば肌、ドレスのサテンの部分であればサテンの生地、レースの部分であればレースの生地、それぞれの質感が、見事に描き分けられてるんですよね!
質感の違い、「触覚」みたいなものまで、筆触・筆致の差異で表せるってのは、凄いと思いました( *´艸`)

ほかに、絵画作品で粒揃いだったのは、オランダ絵画のコーナー。
一つ一つの作品で、おおっ! というのは、そんなになかったんですが、レンブラント、ロイスダール、フランス・ハルスなど、ビッグネームが取り揃えてあり、中でも特にフランス・ハルスの肖像画は、素晴らしいモノだったと思いますm(__)m
それ以外にも、デューラーやクラーナハ父、ヤン・ブリューゲル父など、有名画家の作品はまあまあありました。が、、ただ、絵画に関していえば、それほど惹かれるものは、ほかにはなかったです。。(;´∀`)

絵画以外で気に入ったのが、甲冑など武具の展示♪
西洋の甲冑はあまり見る機会がないので、とても興味深く拝見しました。
人型に着せて展示してあったんで、それを着用してた王侯貴族たちの体格がよくわかったのも好かった!
日本の甲冑だと、昔の人は猛将として知られるような人物でも、意外と小柄だったんだなぁ、なんてよく思ったりするんですが、西洋人は昔からやはり体格がよかったんだね、いまの人と変わらないサイズ感、、なんて今回は思ったり♪
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