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2019年11月04日06:43

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将来の原料が変わる

遺伝子組み換え作物の安全性が心配ですという人もいるでしょう。飲み物に遺伝子組み換え作物が使われるケースはほとんどありませんが、豆乳などに使われることがないとは言えません。キッコーマン飲料の原料名には大豆とあります。

つまりアメリカ産の大豆ではあるけども、遺伝子組み換え大豆ではないという意味です。豆乳のほか、ビールや発酵種の原料として使われているコーンスターチは、トウモロコシを原料としており、遺伝子組み換えのものが使われる可能性があります。

今のところ日本では、飲み物の原料に遺伝子組み換えのものは使われていません。ただ、アメリカやカナダを中心に、遺伝子組み換え作物の栽培はどんどん広がっています。今後はそれらが使われるケースが出てこないとも限りません。

遺伝子組み換え作物とは、細菌やウイルスなど別の生物の遺伝子の一部を切り取って、大豆やトウモロコシなどの植物の細胞に切り込み、それを育て上げたものです。場合によっては、人工的に作った遺伝子を組み込むこともあります。

日本では、2011年2月現在で、148品種もの遺伝子組み換え作物が安全と判断され、食品として流通できることになりました。それらのほとんどは、除草剤体制と害虫抵抗性の作物です。そもそも遺伝子組み換え作物とは何か?

除草剤体制とは、特定の除草剤を使っても枯れないということです。これは、ある種の土壌細菌の遺伝子の一部を切り取り、大豆や菜種などの作物の細胞の中に組み込みます。すると、その遺伝子が働いて、ある種の酵素が作られます。

この酵素は、特定の除草の作用を失わせる働きがあります。そのため、それらの除草剤を散布しても枯れないというわけです。害虫抵抗性とは、作物を食い荒らす昆虫に抵抗性を持っているということです。作り方は、基本的には除草剤体制と同じです。

アメリカを中心に栽培されているのは、蛾の幼虫やてんとう虫に抵抗性のある作物です。アメリカやカナダ、ブラジルなどでは、こうした除草剤体制または害虫抵抗性、あるいは両方を兼ね備えた大豆、菜種、トウモロコシの大半は遺伝子組み換えもモノになっているといいます。

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