mixiユーザー(id:7850057)

Javascript の設定が無効になっているため、一部の機能を利用できません。

詳細はヘルプをご覧ください。

2019年10月21日06:00

203 view

模型、したいな

　先日のF1鈴鹿。

　12日の予選と台風がかぶったのだったか。くわしいことはしらないけど。今、F1、地上波やっていないしね。

　ツイッターで、

というのを見てさ。どうも予選が流れて一日ヒマになってしまったグロージャンという選手が、その日一日で組み上げたのだそうな。

　色が塗っていないのは写真からもわかるけど、でもすげー、と思った。

　一日で形にしちゃうんだ。

　できちゃうんだ。

　と、感心すると同時に、でももともとプラモデルの愉しみって、そういうものだったかもしれないと思い直した。

　小学校の頃は、模型買ってきて、箱あけて、ペタペタくっつけて、それだけですげー盛り上がったな。

　友だちのうちにプラモデルの箱を持ち寄って、何人かで作ったことがある。

　そんなかに、
「俺、B級モデラーだから」
という奴がいてさ。ネオファムを作ってたと思う。

　俺がペタペタとあっという間に完成させている横で、丁寧に色を塗って、
「今日はここまで」
と、やめちまってたんじゃないかな。

　それからしばらく、学校でそいつの顔をみるたび、
「ネオファムできた？」
と聞いていたもの。今考えると、俺、そいつにとってはイヤな奴だったかも(苦笑)。
　
　でも正直に、衝撃だったんだよね。

　パチパチ組んで、オォーっとなるのがプラモデルだったときに、作品として丁寧に組んでるやつがいるっていうのがさ。

　たぶん彼は、そのころは町中によくあった模型屋さんに出入りして、いろいろな知識を仕入れていたんだろう。模型少年の道を、ずいぶん先のステップまで行ってたのだと思う。

　その後、俺も彼から教えてもらった耐水ペーパーで水研ぎすることを覚え、色を塗ることを覚え、改造することを覚え、そして模型は完成しなくなった(苦笑)。

　エルガイムMk．Ⅱの1/144あたりまでは完成させてたと思うんだけどなぁ。

　大人になっても模型趣味は続き、やっぱりなかなか完成しないものの、それでも技術的にはこういう作品にしたい、というかなりの部分が達成できるようになったとは思う。

　デカールも自分でプリントアウトしたしね(笑)。

　でも、グロージャン選手の写真をみて、なんか忘れ物をしていたような気がしたなぁ。

　このキット、俺も持っているんだよね。実家に置いてあったのを引っ張り出してきた。グロージャン選手を見習って、一日二日で作ってみようか。色、塗らなくてもいいし。いや、ボディを塗るくらいなら、それほど時間かかんないかな、なんて考えるだけでわくわくした。

　箱を開けて、引いた(笑)。

　そう、このキット、古いんだよねぇ。

　エグゾーストパイプなんて、一本一本つけるんだぞ。以前組んで、ずいぶん苦労したことを思い出した。

　そういえばグロージャン選手の写真、色こそ塗っていないけど、パイプコードも丁寧に組付けてあった。

　F1という頂点まで行った人は、やはり他の領域でもすごいということか。まぁ車好きならタミヤ模型は誰でも通る道かもしれないけど。世界中でね(笑)。

　こっちを開けて、また途中で投げ出すくらいなら、今投げ出しているうちのひとつでも形にしたいよなぁ。