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2019年10月08日05:30

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落語の徒然(月)


月の灯は、心を冷静にしながら火を憑ける
その色は青く 静かに心を侵食する

その灯は、暗がりに隠された物を、映し出し、秘めた想い、真実が明かに成る。
月の灯に照された横顔は、哀愁を帯び妖しさを増す。

月は心を映す鏡  歓び、哀しみを倍増する

その想いは、純粋で 汚れを知らぬ

 春の月は心を包込み 夏の月は情たぎらせ

 秋の月は哀愁を誘い 冬の月は情を育む

 月は様々な物を映し出す鏡 新たな種を運び 新たな展開を生み出す。
 
 心の中に映る影も同様に喜怒哀楽を醸し出す

 ただ一人の人の詞が 心中を映し出す影に 香りや温度差を生じ

  映し出される影の違いと強弱が生み出す景色を変えてゆく

 同じ景色が 観る人の心に有る影によって変化して
 気付か無かった温かさに癒される

 秋の一夜は物思いに耽るには善い季節だ

落語のネタ「狐芝居」

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