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2019年10月06日06:27

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落語の徒然(月)

清少納言の枕草子は、「夏は夜、月の頃はさらなり。」
藤原道長「この世をば我世と思う望月の欠けたる事の無きぞ思えば」
吉田兼好法師は徒然草に「花は盛りに、月はくまなきのみを、観るものかは。」 と灯りの少ない中世に月見について書いています。
満月だけでなく、少しずつ欠けゆく月に魅力を感じる、日本の心は、和歌の世界です。

名月を取ってくれろと泣く子かな
この月はどんな月でしょうか?天上に有る月?水に映った月?
地上に虫の音色が響き、夏の疲れた身体を涼しい風が癒す時、天上に名月が輝き、食卓に秋刀魚、栗、里芋、蕪、蓮根が並び、秋祭りの太鼓の音色が響きわたる。
旧暦ではまだ8月、月と秋の味覚は、これからです。


落語のねた「秋刀魚火事」「目黒の秋刀魚」「王子の狐」「棒鱈」
落語ネタ「西行」
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