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2019年10月03日06:01

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落語の徒然(秋の古都)

秋が深まると木々の葉が色ずき始める
都会のネオンが照らし出す街路樹に心癒されるのと違い
古都の紅葉には趣が有る

京都の南 にその寺は有る。
浄瑠璃寺 この寺は池を挟んで東に薬師如来を奉る三重の塔と西に九体の阿弥陀如来を奉る御堂を持つ寺であるが、其処に奉られている吉祥天の愛らしさは格別である。

奈良駅から往く方が早い山里の寺 近くには柳生の里もある
池に映し出される紅葉の美しさは、えもいわれぬ

奈良の町の北西春日大社の森を抜けた所に新薬師寺があるが、十二神将でも有名な寺だが此処の本尊は通称ビックリ薬師 目が完全に開いている
本来,如来は半眼,半分は現世を見つつ半分はあの世を見ているものだが
此処の薬師様だけは現世オンリーの仏様のようだ

京都の北西には、高山寺 神護寺がある高山寺には明恵上人で有名な寺だが鳥獣戯画でも有名だ また神護寺は奈良の末 弓削の道鏡と争った和気清麻呂の寺だが,弘法大師空海が京都で最初に入った寺でもあり、伝教大師最澄に密教の灌頂を授けた寺であり、ちょっと怖い腹の出た薬師如来立像の寺でもある

都会の喧騒に疲れた時は、古都の静けさに触れるのも良い

落語のネタ「猿後家」
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