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2019年09月25日05:34

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香港市民のスターリニスト中国への恐怖と非難を映し出すデモに翻る「Chinazi」と星条旗

 逃亡犯条例を香港行政長官の林鄭月娥は去る9月4日、ようやく撤回した。さらに激しい弾圧もあり、香港の政情は一見したところ落ち着いてきているように見える。

◎「Chinazi」の旗が香港街頭に
 しかし、規模こそ一時期の100万人なとには及ばないが、毎週、デモは続く。
 今回の香港当局とその背後で睨みきかせるスターリニスト中国の強権支配という構造が、全く変わっていないからだ。自由主義国なら当たり前の1人1票の普通選挙の要求も、黙殺されている。
 今、香港のデモや街頭で、「Chinazi」という文字と鈎十字(ハーケンクロイツ)を入れたスターリニスト中国国旗が目立つ(写真)。
 もちろんスターリニスト中国の「China」とヒトラー・ナチの「nazi」を合成したものだ。デモでは、スターリニスト中国の国旗「五星紅旗」の☆でハーケンクロイツをあしらった紅旗も、掲げられる(写真)。

◎目立つ星条旗
 香港人の間で、以前には意識していなかったスターリニスト中国への脅威が深く根ざしつつある。
 それとともに、デモでは星条旗を掲げる若者たちも目立つ(写真)。彼らは、「香港に自由を! 法律の成立を!」とシュプレヒコールを挙げる。
 彼らが待ち望むのは、デモが始まった6月に共和党のマルコ・ルビオ議員とクリス・スミス議員によって議会に提出された「香港人権・民主主義法案」の早期成立だ。同法案は、野党民主党議員にも強い支持がある。

◎「香港人権・民主主義法案」の早期成立を待ち望む
 同法案は、香港に約束された「高度な自治」を毎年検証するようアメリカ政府に義務づけるものだ。
 例えば、「(アメリカ)大統領は、香港の特定の書店、ジャーナリストに対して監視、拉致、拘禁、強制告白を行った責任者を明らかにすること。また、基本的自由を抑圧したりなどの行動については、その者の合衆国における資産を凍結し、その者の米国への参入を拒否すること」といった条項もある。これは、明らかにスターリニスト中国に批判的な銅鑼湾書店の関係者5人を拉致した事件を指している。
 これが成立すれば、香港に好き勝手に介入してきたスターリニスト中国の香港への介入の手は、大きく縛られる。少なくとも以前の一国二制度護持への強力な保証となる。
 僕たちも、アメリカ議会が1日も早くこの法律を可決することを望んでいる。

注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
 写真をご覧になりたい方は、お手数ですが、https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/201909250000/をクリックし、楽天ブログに飛んでいただければ、写真を見ることができます。

昨年の今日の日記:「バチカンのフランシスコ教皇、共産党中国と握手し、禁教下に耐える信者を見捨てる」

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