○File#487 源覚寺
○所在地…東京都文京区小石川2−23−14
○宗派など…浄土宗、山号=常光山
○訪問日…令和元年9月10日
○歴史・由緒など…神君家康公の生母・於大の方(法名=傳通院殿)を埋葬した伝通院の三世を勤めた僧・定誉随浪上人が、隠居所として寛永元(1624)年に創建したと云う。定誉随浪上人は、当寺のほかにも、小塚原の誓願寺を中興し、駒込の定泉寺や龍閑寺を開山、増上寺の十八世にもなった名僧であったそうだ。寺内には古来より閻魔堂があり、眼病に霊験があると云われ、コンニャクを供物とするので、俗に「こんにゃく閻魔」とも呼ばれている。
○本堂前の1対(通算738号)
これは狛犬というより、中国からの渡来系唐獅子といった方が妥当かも知れない。
ただ、担っている役割は狛犬と同じと考えていいだろう。
唐獅子らしく、阿吽の別はなく、両方阿形だが、その口中には、掲載の写真ではよくわからないかも知れないが、玉が含まれている。
紀年銘は見当たらず、生年は不明。
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