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2019年09月06日13:39

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狛犬渉猟File@阿智神社・前宮

○File#475 阿智神社・前宮
○所在地…長野県下伊那郡阿智村智里489
○社格など…式内社、旧郷社
○訪問日…令和元年8月17日
○歴史・由緒など…社伝によれば、孝元天皇5(BC210)年の正月に、天八意思兼命が御児神を従えて信濃国に天降り、「阿智の祝の租となり給う」と伝える。当地は古代東山道の沿線に当たり、鎮座地の「昼神」の地名には、「日本武尊東征の帰路、当地・神坂峠を越えんとしていたところ、峠に住む荒ぶる神の毒気に遮られて進むことが出来ず、その時たまたま噛んでいた蒜(ニンニク=室町時代以前はこれを「ヒル」と呼んだようだ)を吹きかけたところ、悪神はたちどころに倒れ、進むことが出来た。これにより、この地を『蒜噛』と伝え、これが転訛して『昼神』となった」という伝承があると云う。また一説には、当地に天降った天八意思兼命は、高天原随一の知恵の神であり、天照大神が天岩屋に隠れた際も、天八意思兼命の献策によって、太陽神である天照を無事外にお出しすることが出来た。この大功ある天八意思兼命が鎮まります所、すなわち「暗より昼に帰した功神を祀るところ」故に「昼神」であるとも伝えられると云う。
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○社殿前・参道途中の1対(通算724号)
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歴史ある神社の狛犬だが、まだキャリアの浅い新人。
形状も、残念ながら無個性な岡崎現代型のペアである。
フォトフォト
生年は、「昭和六十二年十一月吉日」(吽形台座裏面に紀年銘)。
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